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(1) |
800MHz帯
○ |
800MHz帯において、携帯電話事業者に既に免許している周波数に加えて、現在、新たに携帯電話用に使用できる周波数はない。 |
○ |
2012年までに、800MHz帯の周波数移行を進めることによって、700/900MHz帯の周波数を新たな携帯電話用の周波数として確保する。 |
○ |
800MHz帯周波数の移行方針を検討する(800MHz帯周波数の移行方針案については、パブリックコメントを実施したところである。)。 |
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(2) |
1.7GHz帯
○ |
WRC−20001において携帯電話用周波数に追加分配された1.7GHz帯の周波数については、周波数移行を推進する。順調に行けば、2006年度から全国で15MHz×2程度の周波数幅を携帯電話用とすることが可能となる。 |
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(3) |
2GHz帯
○ |
情報通信審議会において、2010〜2025MHzの周波数におけるTDD方式2の導入に向けて、技術的条件の検討を既に開始している。 |
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(4) |
2.5GHz帯
○ |
WRC−2000において携帯電話用周波数に追加分配された2.5GHz帯の周波数については、ITU3において周波数利用方法を検討中である。ただし、現在の日本の周波数事情ではFDD方式4に必要な対の周波数を確保できない。 |
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当面の新規参入の周波数候補は、次のとおりと考えられる。
○ |
FDD方式で一定の周波数幅を確保できる1.7GHz帯 |
○ |
TDD方式で一定の周波数幅を確保できる2010〜2025MHz |
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今後、次の項目について、関係者等によるオープンな意見交換を行う場を設置する。
○ |
1.7GHz帯(FDD方式)及び2GHz帯(TDD方式)における新規事業者の参入に向けた免許方針案の検討に資する。 |
○ |
2012年以降における700/900MHz帯周波数の利用方針案の検討に資する。 |
○ |
その他、800MHz帯など他の周波数帯における円滑な周波数移行等に関する意見交換を併せて行うこととする。 |
注1: |
WRC (World Radiocommunication Conference)
世界無線通信会議。周波数の国際的な分配、静止衛星軌道の利用方法、無線局の運用等に関する検討が行われる。
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注2: |
TDD方式 (Time Division Duplex)
送受信同じ周波数を使用する方式。
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注3: |
ITU (International Telecommunication
Union)
国際電気通信連合。電気通信分野における国際連合の専門機関。
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注4: |
FDD方式 (Frequency Division Duplex)
送受信異なる周波数を使用する方式(対の周波数が必要)。 |
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