平成17年5月30日 |
2GHz 帯IMT-2000(TDD方式)及び1.7GHz 帯IMT-2000(FDD方式)の技術的条件
情報通信審議会からの一部答申
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総務省は、本日、情報通信審議会(会長:庄山 悦彦 株式会社日立製作所 代表執行役 執行役社長)から、平成7年7月24日付け諮問第81号「携帯電話等の周波数有効利用方策」のうち、「2GHz 帯におけるIMT-2000(TDD方式)の技術的条件」及び「1.7GHz 帯におけるIMT-2000(FDD方式)の技術的条件」に関する一部答申を受けました。 |
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連絡先 |
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総合通信基盤局電波部移動通信課 |
担当 |
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松井課長補佐、中谷システム開発係長、廣田官 |
住所 |
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〒100-8926
東京都千代田区霞が関2-1-2 中央合同庁舎2号館
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電話 |
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(直通)03-5253-5893 (代表)03-5253-5111 内線 5893 |
FAX |
: |
03-5253-5946 |
E-mail |
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imt-2000_atmark_ml.soumu.go.jp |
(スパムメール防止のため、「_atmark_」を@に直して入力して下さい。) |
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情報通信審議会 一部答申の概要
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1 |
他システムとの共用検討
2GHz 帯(TDD方式)及び1.7GHz 帯(FDD方式)におけるIMT-2000の技術的条件の検討に当たって、他システムとの共用検討を実施。
(1) |
2GHz 帯(2010〜2025MHz )TDD方式と他システムとの共用検討
IMT-2000のTDD方式(今後、国際標準となる見込みのある方式を含む。)として、TD-CDMA、TD-SCDMA、TD-SCDMA(MC)、iBurst及びPHSの5方式を対象にそれぞれ検討。 |
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(2) |
1.7GHz 帯(FDD方式)と他システムとの共用検討
次の組合せのうち、干渉の影響が2GHz 帯におけるIMT-2000よりも大きくなる組合せ(   )について検討。 |
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2 |
共用条件
他の無線局に干渉の影響を与えないように、必要な対策を講ずること。
【対策例】
○ 設置場所の選択
○ フィルタの追加等
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3 |
技術的条件
(1) |
2GHz 帯IMT-2000(TDD方式)の技術的条件
○ |
各TDD方式の技術仕様を踏まえ、無線諸元等を規定。 |
○ |
各TDD方式のスプリアス発射の強度の許容値については、IMT-2000のFDD方式及びPHSの周波数帯域を保護するための許容値を規定。 |
○ |
その他、他の無線局に干渉の影響を与えないように、基地局及び移動局の人工衛星局に対する干渉波電力の総和が-200dBW/kHzを超えないようにネットワークの構築及び運用を行うこと、設置場所の選択、フィルタの追加等の必要な対策を講ずることを規定。 |
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(2) |
1.7GHz 帯IMT-2000(FDD方式)の技術的条件
○ |
送信周波数間隔、周波数の許容偏差、変調方式等については、800MHz 帯及び2GHz 帯におけるIMT-2000の技術的条件、国際標準化動向等を踏まえ規定。 |
○ |
スプリアス発射の強度の許容値については、2GHz 帯IMT-2000(TDD方式)及びPHSの周波数帯域を保護するための許容値を規定。 |
○ |
その他、他の無線局に干渉の影響を与えないように、設置場所の選択、フィルタの追加等の必要な対策を講ずることを規定。 |
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