(以下は、表の説明。DOの4項目について、D-1からD-4まで、それぞれ「想定検討テーマ」、「抽出した課題」の順にまとめたもの。「想定検討テーマ」は、丸=本研究会で検討・策定、三角=必要性等を検討し提言、点=現状調査での把握の3つに分類した。)
D-1.関係者の教育・研修
ウェブアクセシビリティに影響を与える作業を行う職員に必要な教育・研修等を行う。
- 想定検討テーマ1:三角=職員スキル評価・認定
- 抽出した課題:職員の異動によってそれまでの知識やノウハウが継承されない
- 想定検討テーマ2:三角=標準研修プログラム・テキスト
- 抽出した課題:職員の異動によってそれまでの知識やノウハウが継承されない、アクセシビリティの重要性が職員に浸透していない
- 想定検討テーマ3:三角=アクセシビリティに関する情報共有の仕組み
- 抽出した課題:アクセシビリティの重要性が職員に浸透していない
D-2.企画・構築における配慮
提案要求、提案評価、仕様検討、納品検収等における実施手順を実行する。
- 想定検討テーマ1:丸=各種ワークシート(基本検討シート、対応方針回答シート、詳細検討シート、実施内容確認シート)
- 抽出した課題:提案要求に含むべきアクセシビリティ要求事項が整理されていない、受注業者のアクセシビリティ対応能力の確認手段がない、アクセシビリティに配慮した調達・運用業務手順が確立していない、制作方法やアクセシビリティ配慮が担当職員の力量や経験に依存し統一していない
- 想定検討テーマ2:三角=業者等のスキル評価・認定
- 抽出した課題:受注業者のアクセシビリティ対応能力の確認手段がない
- 想定検討テーマ3:丸=障害者・高齢者によるアクセシビリティ評価手法
- 抽出した課題:アクセシビリティに配慮した調達・運用業務手順が確立していない
D-3.運用・更新における配慮
日常のページ追加・更新等における実施手順を実行する。また、利用者からの意見の処理手順を明確にしておく。
- 想定検討テーマ1:丸=障害者・高齢者によるアクセシビリティ評価手法
- 抽出した課題:アクセシビリティに配慮した調達・運用業務手順が確立していない
- 想定検討テーマ2:丸=簡易アクセシビリティ確認手法
- 抽出した課題:制作方法やアクセシビリティ配慮が担当職員の力量や経験に依存し統一していない
- 想定検討テーマ3:丸=外部意見処理手順モデル
- 抽出した課題:アクセシビリティに配慮した調達・運用業務手順が確立していない
D-4.基盤、リソース整備
CMSや標準テンプレート、チェックツール等の共通基盤やリソースを整備する。
- 想定検討テーマ1:点=チェックツール、CMSの導入状況
- 抽出した課題:制作方法やアクセシビリティ配慮が担当職員の力量や経験に依存し統一していない
- 想定検討テーマ2:三角=必要な共通基盤・リソース
- 抽出した課題:制作方法やアクセシビリティ配慮が担当職員の力量や経験に依存し統一していない
(この表の説明は以上)
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