■情報化促進から課題解決へ
これまでの利活用は、情報化の遅れた分野を後押しするための取組が中心でした。今後は21世紀の社会課題を解決するためにICTを積極的に利活用する段階に移行していきます。その結果、社会に役立つ具体的なツールとしてICTをより深く実感できるようになります。
■利用環境整備の抜本強化
ICTが国民生活に広く普及浸透し、利活用が進むにつれて、プライバシーや情報セキュリティ等の不安や障害が意識されるようになってきています。ICTのいわゆる「影」と呼ばれるこれらの問題を未然に解消し、ユビキタスネット社会を支障無く迎えるためには、利用環境整備を抜本的に強化し、具体的かつ包括的な対策を講ずる必要があります。
u−Japanでは、ICTが草の根のように生活の隅々まで融け込むことで、創意ある利活用を通じた価値創発が促されることがテーマとなっています。 |