タイムスタンプ・プラットフォーム技術の研究開発

【施策の概要】
 日本標準時を利用して正確かつセキュリティの高いタイムスタンプを付与することができる「タイムスタンプ・プラットフォーム技術」を確立し、安心して利用できる高度情報通信ネットワーク社会の実現に資する。

【イメージ図】
イメージ

【研究期間】
  平成15年度から平成17年度

【研究機関】
  独立行政法人情報通信研究機構(NICT)

【予算額】
       平成17年度          平成16年度          平成15年度     
  一般会計 100百万円 166百万円 270百万円

【現在までの研究成果】
  発表論文件数11件、 特許申請件数 9件

【主たる研究成果】(PDF)
 統合化プラットフォームシステム評価報告書
   統合化プラットフォームシステムの高速・高信頼時刻配信機能及び高速時刻認証機能について各機能システムとして実際に東京周辺で動作させて性能評価した結果をまとめた報告書である。
 
 セキュリティ評価ガイドライン
   統合化プラットフォームシステム及び各サブシステムについて国際標準ISO/IEC 15408の考え方に基づいて容易にセキュリティ評価を行うための手順及び実施方法の手引書である。
今後のタイムスタンプシステムのセキュリティ評価を実施する際の参考書となる。
 
 セキュリティ評価報告書
    セキュリティ評価ガイドラインを用いて統合化プラットフォームシステムを構成する各機能要素ごとにセキュリティ評価を実施した結果の報告書である。
今後実施されるタイムスタンプシステムのセキュリティ評価の基準となるものである。
 
 セキュリティ評価報告書<別紙>

 実証実験評価報告書
   実証実験報告書は、4つの実証実験をまとめた報告書である。
まず、様々な分野で利用されるアプリケーションとして「電子契約実証実験」、及びデータセンタ等における利用を想定した「ログサーバ実証実験」を実施し、利用面から観た実用性に関する評価と技術・運用等の課題を明らかにしてまとめた。
また、既に付与されたタイムスタンプの有効期間が切れる前あるいは脆弱化する前に当該タイムスタンプの効力を延長保証する技術・運用面の方策についてタイムビジネス推進協議会の長期保障ガイドラインに基づいて2種類の方式について検証を行い、課題を明らかにしてまとめた。
 実証実験評価報告書<別紙>


 【連絡先】
情報通信国際戦略局 技術政策課 研究推進室
03−5253−5111(内5730)