消費エネルギー抑制ホームネットワーク技術の研究開発

 温暖化ガス排出量の削減対策が進んでいない「家庭」を対象に、消費エネルギーを効果的に抑制するため、様々な規格の端末や住宅設備をネットワークで接続して、センサー等と連携制御するホームネットワーク技術を確立する。また、将来的に消費エネルギーのさらなる抑制等を実現するため、ホームネットワークと外部のブロードバンドの連携により、消費エネルギーの抑制に資するサービス提供を可能とする共通制御プラットホームの研究開発等を実施する。これらについては、民間企業や研究機関等と連携して機器の接続検証等を実施することにより、研究開発成果の実現を加速する。

  1. 施策の概要
     温暖化ガス排出量の削減対策が進んでいない「家庭」を対象に、消費エネルギーを抑制するため、以下の基盤技術の研究開発等を行う。
    (1)  ホームネットワーク高度電力制御技術
       家庭内の端末や住宅設備についてネットワークが自律的に電力を総合管理し、高度に制御することを可能にする技術
    (2)  ホームネットワーク共通制御プロトコル技術
       誰もが容易に様々な端末をホームネットワークに接続し、外部のブロードバンドを通じて新しいサービスを安心安全に利用できるようにするための共通制御プロトコル技術
    (3)  その他
       上記について、テストベッドを構築すること等により、ネットワーク機器の接続性の検証や消費エネルギーの抑制効果の検証等を実施

  2. イメージ図
    イメージ図

  3. 研究期間
    平成21年度

  4. 実施機関
    (1)  関電工
    (2)  日本電信電話 他

  5. 所要経費
          平成21年度予算額
      一般会計             725百万円

  6. 研究成果

  7. 関連リンク

【連絡先】
情報通信国際戦略局 通信規格課
03-5253-5111(内線5763)