ネットワーク・ヒューマン・インターフェースの総合的な研究開発
(映像が生体に与える悪影響を防止する技術)


  1. 研究の概要
    (1)  目的
       様々な映像メディアに対して、子供から高齢者まで安全かつ安心して映像を視聴可能とするため、「脳の定量的評価・解析技術」、「自律神経系の影響を同時に計測する技術」、また、「生体に影響のある映像を安全で快適な映像に変換・軽減・防止する技術」、及び「ホーム端末画面で誰もが3次元映像を安心・安全に楽しめる3次元映像表示」を開発する。
    (2)  映像が生体に与える悪影響を防止する要素技術について
    個人特性や視聴環境に即した検出・変換技術
     
    ・   ディスプレイの大画面化、携帯端末化、インタラクティブ視聴、アマチュア映像の流通など、従来想定していなかった新しい視聴環境や視聴態度、コンテンツによって、映像が生体に及ぼす影響も、量と質の両面 で変化
    視聴者側での個人特性や視聴環境に即した検出・変換技術が必要不可欠
    影響を与える映像の物理特性を評価できる新しい客観測定技術
     
    ・   映像の影響は視聴後の自覚症状として主観測定が可能であるが、
      −  視聴した映像の何処がどの程度悪かったのか分からない
      −  自覚症状がなくても、健康を害すような生理的な変化が進んでいる可能性
    映像が生体に与える影響の客観評価技術が必要不可欠
    視覚疲労の少ない立体表示技術とその評価方法の確立
     
    ・   立体映像表示装置の普及に伴う鑑賞の長時間化
    視覚疲労の少ない立体映像表示の技術とその評価方法の確立


  2. 各研究課題の成果・実績(概要)
    (1)  脳の定量的評価・解析技術 (PDF)
       株式会社日立製作所
    (2)  自律神経系の影響を同時に計測する技術 (PDF)
       シャープ株式会社
    (3)  悪影響画像の検出、軽減変換技術 (PDF)
       財団法人NHKエンジニアリングサービス、東京大学、神奈川大学
    (4)  安全・安心に楽しめる3次元映像表示技術 (PDF)
       株式会社東芝

  3. 成果公開(研究開発成果発表会資料)
      シンポジウム 「映像の生体影響」   映像を安全に楽しむために
      開催日時: 平成18年1月23日(月)   開催場所: 東京大学
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    概要編 (PDF)        
    詳細編 (PDF)
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