平成22年12月1日
中国総合通信局

中国地域の「e−ネットキャラバン」の実施状況

(平成22年度上半期)

総務省では、近年、子どもたちがインターネットや携帯電話の使用に当たってトラブルに巻き込まれるケースが増えてきたことから、平成18年4月から児童・生徒を保護・教育する立場にある保護者及び教職員向けにインターネットの安心・安全に向けた啓発を行う出前講座「e−ネット安心講座(e−ネットキャラバン)」を行っています。

この度、中国総合通信局(局長:吉武 洋一郎)では、中国地域における取り組み結果を取りまとめましたので、お知らせします。

平成22年度上期(4月〜9月)までに、e−ネットキャラバンを266講座(全国3,625講座)実施しております。

今後も引き続き、e−ネットキャラバン等を開催し、インターネット利用にあたって影の部分から子どもたちを守るための活動を行っていきます。

 

【e−ネットキャラバン開催件数(中国地域)】

  鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 全国
平成18年度 12 1 5 20 4 42 453
平成19年度 8 21 13 26 17 85 1,089
平成20年度 3 13 36 20 22 94 1,208
平成21年度 1 3 13 10 5 32 624
平成22年度 1 2 5 1 4 13 251
25 40 72 77 52 266 3,625

※ 平成22年度については、上期(4月から9月)の数値

 

 

<参考>

 

1 電気通信事業者による青少年等に対するインターネット安全・安心講座開催件数

  種 別 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県
平成20年度
e−ネットキャラバン
3 13 36 20 22 94
事業者
30 24 35 68 91 248
33 37 71 88 113 342
平成21年度
e−ネットキャラバン
1 3 13 10 5 32
事業者
26 44 139 125 160 494
27 47 152 135 165 526
平成22年度
e−ネットキャラバン
1 2 5 1 4 13
事業者
23 10 47 40 108 228
24 12 52 41 112 241

※ 平成22年度については、上期(4月から9月)の数値

 

2 e−ネットキャラバンについて

インターネット、携帯電話等は私たちの日常生活やビジネスに欠かせない大変便利なコミュニケーションツール手段となった。しかしながら、インターネットがもたらす利便性は多い反面、ケータイ依存、ネットいじめ、ネット誘引、ネット詐欺などのトラブルも多発している。

また、子どもたちが容易に携帯電話やインターネット等に触れる環境が整ってきているのも近年の特徴であることから、保護者、教職員をはじめ、子どもたちを保護・教育・指導する立場にある全ての方々、さらには子どもたちを対象に、インターネット等についてのリテラシー向上や安心・安全利用に関する啓発を行い、もってネット社会における子どもたちの安心・安全と健全な発育の推進等を図ることを目的にe−ネットキャラバン協議会が実施している。

 

3 e−ネットキャラバン協議会について

e−ネットキャラバンは、総務省、文部科学省、さらには(社)電気通信事業者協会、(社)テレコムサービス協会、(社)インターネットプロバイダー協会、一般社団法人日本ケーブルテレビ連盟、(財)インターネット協会をはじめとする情報通信分野等のボランティア講師派遣企業/団体/個人や同活動のための資金提供企業/団体/個人などの支援を得て、(財)マルチメディア振興センターの事業責任のもとに実施しており、これらの企業/団体/個人をメンバーとして意見交換を行う場を「e−ネットキャラバン協議会」という。

 

4 e−ネットキャラバンの申込み方法について

e−ネットキャラバンホームページから申込みください。

URL:https://www.fmmc.or.jp/e-netcaravan/

 

照会先

情報通信部電気通信事業課

電話 (082)222−3375
報道発表一覧へ
Copyright,(C) Chugoku Bureau of Telecommunications