中国総合通信局(局長:吉武 洋一郎)は、平成23年3月末現在の中国地域のブロードバンドサービスの普及状況を別添のとおり取りまとめましたので公表します。
なお、主なポイントは次のとおりです。
○主なポイント
1 | 中国地域のブロードバンドサービス(参考)の契約数は、1,729,004加入、普及率は、57.4%となりました。 前期(平成22年12月末)の契約数は、1,719,658加入であり、前期から約9千(0.5ポイント)増加しています。 |
2 | FTTHアクセスサービスの契約数は、973,168加入となり、中国地域のブロードバンドサービス全体に占める割合が56.3%となりました。 前期(平成22年12月末)の契約数は、941,442加入であり、前期から約3.2万(3.4ポイント)増加しています。 |
3 | 全ての県でFTTHアクセスサービスの契約数が増加し、DSLアクセスサービスの契約数が減少しています。 |
4 | BWAアクセスサービスの契約数は、2,311加入となり、前期から大幅に増加(45.8ポイント)しています。 |
5 | この1年間の中国地域の伸び率は、4.6ポイントであり、全国の伸び率は5.8ポイントでした。 |
【別添】
別紙1 |
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別紙2 |
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別紙3 |
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別紙4 |
照会先 | 情報通信部電気通信事業課 |
電話 | (082)222−3375 |
【注1】
全国の契約数の取扱いについて
東日本大震災の被災地域における契約数につきましては、現時点において正確な実態を把握することは困難であるため、本四半期データに関しましては、当面の間、現時点で、各事業者が把握している契約数を暫定的な数値として計上し、公表いたします。
今後、各事業者において正確な契約数の把握が可能となった後、報告を受け、別途契約数等を修正し、公表することといたします。
また、電気通信事業者自体が被災したことにより、今期の報告期限(4月30日)までに報告が行われなかった事業者(CATV事業者の一部)の契約数につきましては、前期(平成22年12月末)の契約数を今期の数値として暫定的に使用しています。
今後、当該事業者からの報告を受け、契約数を修正することといたします。
【注2】
世帯普及率の算出の基礎となる世帯は、総務省統計局発表の「平成22年国勢調査(平成22年10月)(速報集計)」を使用。
【参考】
ブロードバンドサービス |
FTTHアクセスサービス、DSLアクセスサービス、CATVアクセスサービス、FWAアクセスサービス及びBWAアクセスサービスをいいます。 |
FTTHアクセスサービス |
光ファイバー回線でネットワークに接続するアクセスサービス(集合住宅内等において、一部に電話回線を利用するVDSL等を含む)をいいます。 |
DSLアクセスサービス |
電話回線(メタル回線)でネットワークに接続するアクセスサービス(ADSL等)をいいます。 |
CATVアクセスサービス |
ケーブルテレビ回線でネットワークに接続するアクセスサービスをいいます。 |
FWAアクセスサービス | 固定された利用者端末を無線でネットワークに接続するアクセスサービスをいいます。 |
BWAアクセスサービス | 2.5GHz帯を使用する広帯域移動無線アクセスシステム(WiMAX)でネットワークに接続するアクセスサービスをいいます。 |