北海道総合通信局(局長 大矢 浩(おおや ひろし))は、株式会社ニューメディア(代表取締役社長 金子 剛三(かねこ たけみつ))と株式会社帯広シティーケーブル(代表取締役社長 林 浩史(はやし ひろし))に対して予備免許中であった基地局について、6日15日(月曜日)、免許を付与しました。
道内では、地域WiMAXの基地局としては初めての免許となります。
総務省は、20から30Mbps程度以上の伝送速度を有する広帯域移動無線アクセスシステム(Broadband Wireless Access:BWA)の導入にあたり、全国単位で無線局を開設することができる周波数帯域と地域単位で無線局を開設することのできる周波数帯域を2.5GHz帯に設定し、それぞれに技術基準等の整備を行い、現在、全国単位の事業者としては2事業者が認定を受け無線局を開設しています。
また、地域単位の事業者が開設する無線局(2.5GHz帯の周波数(固定系地域バンド)を使用する無線局(地域WiMAX))についても全国各地において開設されています。
この度、地域単位での事業者としては北海道で最初となる、株式会社ニューメディアと株式会社帯広シティーケーブルに対し、地域WiMAXの基地局の免許を付与しました。 これにより、地域密着型のシステム構築が図られ、デジタル・ディバイドの解消、公共サービスの向上等、地域の公共の福祉の増進に寄与することが期待されます。
また、端末については、すでに免許しております。
免許等の概要は次のとおりです。
免 許 人 |
株式会社ニューメディア |
株式会社帯広シティーケーブル |
基地局の数 |
1局 |
2局 |
免許の対象区域 |
函館市桔梗町の一部 |
帯広市中心部 (市役所周辺) |
周波数及び |
2,587MHz 4W |
2,587MHz 10W |
サービスの開始予定 |
モニタサービス:H21年秋 |
モニタサービス:H21年夏から秋 |
【本件報道発表に関するお問い合わせ先】
連絡先 : 無線通信部 陸上課
電話 : 011-709-2311(内線 4642)