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平成21年12月22日発表

道内初の無線を利用する辺地共聴施設を整備

− 山間地で「地デジ」とワンセグ放送が視聴可能に −

  総務省の「平成20年度電波遮へい対策事業費等補助金(共聴施設整備事業)」を活用した湧別町(町長  原田  雅美(はらだ  まさみ))の受信障害対策中継放送を行う放送局(注)が、本日(平成21年12月22日(火曜日))開局し、町内の一部地区で「地デジ」の視聴が可能になりました。

湧別町では、総務省の「平成20年度電波遮へい対策事業費等補助金」(平成21年2月10日(火曜日)交付決定)を活用し、湧別町芭露地区に点在する約110世帯の地上デジタルテレビ放送の難視聴対策を目的に、北海道内で初めて無線を利用した辺地共聴施設を整備しました。
  これまで同地区は、山間地のためUHF帯の地上テレビ放送の視聴が困難でしたが、今回の整備により地上デジタルテレビ放送とワンセグ放送の視聴が可能となりました。


(注)受信障害対策中継放送を行う放送局は 、平成2年の電波法改正で導入されたものです。
(1)相当範囲で受信障害が発生している地域において元のテレビジョン放送番組に一切変更を加えずそのまま再送信することを目的とすること、(2)受信障害地域に設置すること、(3)テレビジョン放送の免許人以外の者が設置すること、(4)元の放送が無料放送の場合、番組視聴の対価として料金を徴収するものではないこと、という要件を満たす無線局のことです。

【参考資料】
1  受信障害対策中継放送を行う放送局の概要
2  エリア図
3  「平成20年度電波遮へい対策事業費等補助金」の概要

《関係報道資料》
    平成21年2月12日発表  湧別町の辺地共聴施設の地デジ対応を支援 − 「平成20年度電波遮へい対策事業費等補助金」の交付を決定 −

【本件報道発表に関するお問い合わせ先】
担当 : 情報通信部  有線放送課
電話 : 011-709-2311(内線 4672)


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参考資料  1

    受信障害対策中継放送を行う放送局の概要

免許人

湧別町

放送局名

湧別町デジタルテレビSHV

受信する局所名

網走

再送信する放送とリモコン番号

NHK総合
NHK教育
HBC
STV
HTB
uhb

リモコン番号  3
リモコン番号  2
リモコン番号  1
リモコン番号  5
リモコン番号  6
リモコン番号  8

空中線電力

0.01W(ワット)

放送エリア

湧別町の一部

湧別町字芭露
湧別町字上芭露
湧別町字東芭露
湧別町字西芭露

放送区域内世帯数

約110世帯

(注)NHK総合・教育:日本放送協会    HBC:北海道放送株式会社    STV:札幌テレビ放送株式会社    HTB:北海道テレビ放送株式会社    uhb:北海道文化放送株式会社

copyright(c) Hokkaido Bureau of Telecommunications
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