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平成22年2月16日発表

外国規格無線機に関する冬期間の取組


− 混信妨害の未然防止のために −

   北海道総合通信局(局長 大久保 明 (おおくぼ あきら))では、外国規格無線機による混信妨害を未然に防止するため周知啓発等を行い、北海道における良好な電波利用環境の維持に努め、北海道観光産業の健全な発展に寄与しています。

近年、北海道を訪れる外国人観光客は増加傾向にあり、特に冬季は、ウィンタースポーツがシーズンオフとなる南半球の国々や、「北海道人気」が高い近隣のアジア等から多くの観光客が訪れています。
   その中には、自国では家族や仲間との連絡手段として使っている無線機が、日本国内では使用が認められない外国規格の無線機であることを知らずに持ち込んで、スキー場等で利用しているケースがあります。
   また、外国規格無線機はインターネットの利用等で容易かつ安価に購入できることから、外国人観光客以外でもレジャー等に使用する事例も多くなっており、他の無線局への混信妨害の発生が懸念されています。
   

当局では、外国規格無線機の日本国内での使用を未然に防止するため、複数の大型スキー場が隣接し国内外の観光客で賑わうニセコ地区(外国人観光客:年間約6万人)において、使用者に対して日本国内で使用しないように説明・注意喚起を行っています。
   また、より多くの外国人観光客へ周知するため、国内外から多数の観光客が訪れる「さっぽろ雪まつり」期間中にも周知広報を実施しました。


   今後も、北海道観光の発展を支援しながら、外国規格無線機による混信妨害を未然に防止するため、周知広報を実施し、北海道における良好な電波利用環境の維持に努めます。

外国規格無線機に関する冬期間の取組   (別紙)参照

・  外国規格無線機に関する冬期間の取組(ニセコ地区)
・  外国規格無線機に関する冬期間の周知啓発(ニセコ地区1〜4)
・  外国規格無線機に関する冬期間の周知啓発と移動監視(ニセコ地区)
・  外国規格無線機に関する冬期間の取組(さっぽろ雪まつり)
・  外国規格無線機に関する冬期間の周知啓発(さっぽろ雪まつり)

<混信等申告受付窓口>

北海道総合通信局 電波監理部 電波利用環境課
電話  011-737-0099(受付時間は、土曜日、日曜日、祝日を除く、8時30分から12時まで、13時から17時までです。)

【本件報道発表に関するお問い合わせ先】
担当:電波監理部   電波利用環境課
電話:011-709-2311(内線 4742)



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