北海道総合通信局(局長 大久保 明 (おおくぼあきら))は、平成22年度「電波の日・情報通信月間」記念式典において、電波利用及び情報通信の発展に功績のあった個人及び団体に対し、表彰を行いました。
平成22年6月1日(火曜日)11時から「京王プラザホテル札幌 2階エミネンスホール」で行われた記念式典において、次の表彰を行いました。
団体 : 4件 (別紙1)
個人 : 1件 、団体 : 4件 (別紙2)
北海道総合通信局長表彰のほか、北海道電波協力会(会長 佐々木 邦佳(ささき くによし)(株式会社テレビ北海道 代表取締役社長))から、電波利用の発展に功績のあった個人(2件)に対して表彰し、また、社会福祉施設(8団体)に対して情報通信機器の贈呈を行いました。 (別紙3)
平成22年度「電波の日・情報通信月間」記念中央式典において、北海道内から、野島 俊雄 (のじま としお)氏(北海道大学大学院情報科学研究科教授)が「電波の日」総務大臣表彰を受賞しました。 (別紙4)
【本件報道発表に関するお問い合わせ先】
担当:総務部 総務課
電話:011-709-2311(内線 4602)
別紙1
区分 | 団体名 | 功績の概要 |
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団体 | 札幌市消防局 |
「石狩支庁管内消防救急無線及び消防指令業務の共同化検討委員会」において中心的な役割を果たし、デジタル無線の共同整備実現に向けた実施計画策定や電波伝搬調査の実施に尽力するなど、道内消防救急無線デジタル化の進展に多大な貢献をした。 |
団体 | 社団法人北海道消費者協会 |
一般視聴者からの地上デジタル放送に関する、様々な問い合わせに適切に対応するとともに、セミナーの開催やセンターニュースを活用した独自の周知広報活動を展開し、悪質商法の未然防止に努めるなど、北海道における地上デジタル放送の普及促進に多大な貢献をした。 |
団体 | 北海道電機商業組合 |
地デジサポーターとして、精力的に活動。道内5万4千世帯余りの高齢者宅を戸別訪問し、適切かつきめ細やかなアドバイスを実施するなど、北海道における地上デジタル放送の普及促進に多大な貢献をした。 |
団体 | 北海道地上デジタル放送推進協議会 |
地上デジタル推進大使による効果的な周知広報活動を展開するとともに、道内各テレビ局キャラクター同時出演のスポットCM放映を実現するなど、北海道における地上デジタル放送の普及促進に多大な貢献をした。 |
別紙2
区分 | 氏名又は団体名 | 功績の概要 |
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個人 | 濱田 康行(はまだ やすゆき) |
平成21年度「北海道におけるICTを活用した観光情報等提供モデルの調査検討会」座長として、デジタルサイネージの実用モデルの提案に向け精力的に課題や提言を取りまとめ、ICTの利活用推進を通じた観光振興と地域活性化に多大な貢献をした。 |
団体 | 函館市 |
「イカール星人が観光都市函館に襲来」というユニークな映像コンテンツを、インターネットにより配信し、観光PRに取組むなど、情報通信の利活用推進による地域の活性化、観光産業の発展に多大な貢献をした。 |
団体 | 東日本電信電話株式会社北海道支店 |
稚内、礼文島及び利尻島の三地点を相互に接続する海底光ファイバケーブルを敷設し、北海道で最後のブロードバンド・ゼロ地域を解消するとともに、災害に強いブロードバンド環境を整備するなど、離島の情報通信の発展に多大な貢献をした。 |
団体 | ワイコム株式会社 |
無線方式による高速大容量のインターネットサービスの提供により、ブロードバンド・ゼロ地域解消の目標達成に尽力するなど、地域の情報通信格差是正と道内のブロードバンドの普及促進に多大な貢献をした。 |
団体 | 特定非営利活動法人くるくるネット |
室蘭市を中心に、地域住民に対して「子どもと携帯電話プロジェクト」をはじめとした情報通信に関する技術支援や啓発・教育など様々な事業を展開し、地域における安心・安全なICT利活用の推進と普及促進に多大な貢献をした。 |
別紙3
区分 | 氏名 | 功績の概要 |
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個人 | 江良 勇一(えら ゆういち) |
長年にわたって無線機器の販売に携わり、電波利用の発展に尽力するとともに、平成11年から19年まで社団法人全国陸上無線協会北海道支部帯広分会会長を務め、地域の会員の指導、育成に貢献をした。 |
個人 | 小川 経一(おがわ けいいち) |
高等学校教諭として特殊無線技士の養成課程講習の講師を多年にわたって務めるとともに、指導する生徒の無線従事者国家試験の受験にあたって勉強会を開催するなど、きめ細やかな指導を行って多数の合格者を輩出し、無線従事者の育成に貢献をした。 |
団体名 |
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財団法人鉄道弘済会 札幌南藻園(さっぽろなんそうえん)(札幌市中央区) |
社会福祉法人池田社会福祉事業協会 十勝学園(とかちがくえん)(帯広市) |
社会福祉法人北光福祉会 北光学園(ほっこうがくえん)(遠軽町) |
社会福祉法人岩内厚生園 岩内厚生園(いわないこうせいえん)(岩内町) |
社会福祉法人徳美会 歌棄洗心学園(うたすつせんしんがくえん)(寿都町) |
社会福祉法人北海道光生会 美唄学園(びばいがくえん)(美唄市) |
社会福祉法人いちはつの会養護老人ホーム 夕張みどりの園(ゆうばりみどりのその)(夕張市) |
社会福祉法人函館共働宿泊所 函館共働宿泊所救護部(はこだてきょうどうしゅくはくしょきゅうごぶ)(函館市) |
別紙4
個人 | 功績 |
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野島 俊雄(のじま としお) |
多年にわたり、生体電磁環境研究の成果をもとに我が国の生体安全性評価検討を先導するとともに、全国各地での電波の安全性に関する説明会を通じて電波の正しい知識の普及に努めた。また、北海道電波適正利用推進員協議会会長として尽力するなど、安心・安全な電波利用の発展に多大な貢献をした。 |
当表彰は、平成22年6月1日(火曜日)午前11時から帝国ホテルで行われた平成22年度「電波の日・情報通信月間」記念中央式典において実施されました。
(参考)
・電波の日(6月1日)
昭和25年6月1日に電波法、放送法及び電波監理委員会設置法が施行され、それまで政府専掌であった電波利用が広く国民に開放されたことを記念して「電波の日」が定められたもので本年は第60回にあたり、国民各層の電波に対する科学知識の普及・向上を図るとともに、電波利用の発展に資することにしています。
・情報通信月間(5月15日から6月15日まで)
昭和60年(1985年)の情報通信の制度改革を機に、情報通信の普及・振興を図ることを目的として設けられたものであり、期間中、全国各地で情報通信に関する様々な行事を実施する中で、豊かな生活を実現する情報通信について広く国民の理解と協力を求めていくことにしています。