平成22年8月27日発表

ニセコテレビジョン放送局等の臨時検査を実施

北海道総合通信局（局長大久保明(おおくぼあきら)）は、平成22年8月21日(土曜日)にニセコテレビジョン放送局等の放送が長時間にわたり中断したことから、8月26日(木曜日)、電波法第７３条第４項に基づき放送局等の臨時検査を実施しました。

本放送中断事故は、平成22年8月21日(土曜日)17時41分頃から22時43分頃までの最大約5時間にわたり、ニセコテレビジョン放送局の電源設備のトラブルにより、ニセコテレビジョン放送局の放送が中断したことから、同放送局からの中継を受けている放送局にも影響を及ぼし、ニセコ町など19市町村（※）で放送の中断があったものです。

当局では、ニセコテレビジョン放送局（ニセコ町）に赴き、無線設備、電源設備等の状況、事故の原因、管理体制等を確認するための臨時検査を行いました。

今後は、同様の事故が発生しないように、再発防止策を確実に実施すること及び放送システムの安全性・信頼性の一層の向上に努めることなどを各放送事業者へ要請しました。

※ニセコ町、島牧村、寿都町、黒松内町、蘭越町、真狩村、留寿都村、京極町、倶知安町、共和町、岩内町、泊村、神恵内村、仁木町、余市町、赤井川村、伊達市、壮瞥町及び洞爺湖町の19市町村