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平成22年12月27日発表

「戦略的情報通信研究開発推進制度(SCOPE)」及び「ICTグリーンイノベーション推進事業(PREDICT)」の平成23年度研究開発課題の公募


   総務省は、情報通信技術分野の競争的資金制度である「戦略的情報通信研究開発推進制度(SCOPE(注1))」及び「ICTグリーンイノベーション推進事業(PREDICT(注2))」において、平成23年度から新規に実施する研究開発課題を公募します。
   提案書の受付は、平成23年2月7日(月曜日)から3月8日(火曜日)17時まで、北海道総合通信局(局長  大久保(おおくぼ)  明(あきら))において北海道内の提案を受け付けます。

注1  Strategic Information and Communications R&D Promotion Programme
注2  Promotion Program for Reducing global Environmental loaD through ICT innovation

   公募概要等については、別紙のとおりです。
   なお、本研究開発は、平成23年度予算案に盛り込まれているものであり、予算成立後、速やかに研究開発が開始できるようにするため、成立前に公募するものです。
   したがって、内容等に変更があり得ることをあらかじめご承知ください。

 

【本件報道発表に関するお問い合わせ先】
担当 : 情報通信部  電気通信事業課
電話 : 011-709-2311(内線 4702)


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別紙


公募の概要

1  制度の目的

   SCOPEは、国際競争力の強化、国民の安心・安全の確保、個の活力の増進、地域の活性化などに貢献して豊かなユビキタスネット社会を築く研究開発を支援することにより、我が国のICT分野の研究開発力を一層向上させることを目的としています。
   PREDICTは、京都議定書第一約束期間(平成20年から平成24年まで)に集中して地球温暖化対策に資するICTのシーズ(種)の創出を促進し、得られた成果による大幅な二酸化炭素の排出削減を目指すとともに、これらの国際展開による温暖化問題に対する我が国の国際貢献を目的としています。
   (旧名称:地球温暖化対策ICTイノベーション推進事業)

2  公募の対象

(1)戦略的情報通信研究開発推進制度(SCOPE)

   情報通信審議会答申「我が国の国際競争力を強化するためのICT研究開発・標準化戦略」において掲げられている11の研究開発分野(注3)に関する研究開発課題を「ICTイノベーション創出型研究開発」、「若手ICT研究者育成型研究開発」及び「地域ICT振興型研究開発」の3つのプログラムで公募します。

注3   ネットワーク基盤、ユビキタスモビリティ、新ICTパラダイム創出、ユビキタスプラットフォーム、セキュアネットワーク、センシング・ユビキタス時空基盤、ユビキタス&ユニバーサルタウン、高度コンテンツ創造・分析・流通、スーパーコミュニケーション、超臨場感コミュニケーション及び地球環境保全(地球温暖化対策技術)の11の研究開発分野。


   ア  ICTイノベーション創出型研究開発(対象とする研究開発分野は10分野)

   「新世代ネットワーク技術」、「ICT安心・安全技術」及び「ユニバーサル・コミュニケーション技術」の3つの研究開発重点領域でイノベーションを創出する独創性や新規性に富む基礎的・萌芽的な研究開発課題。
      (ア)研究費:単年度1課題あたり2,000万円以下(間接経費別途配分)
      (イ)研究期間:最長3か年度

研究開発重点領域1 : 新世代ネットワーク技術
   すべてのICT産業を支える基盤であり、新たな要求に柔軟かつ確実に対応することが求められる将来のネットワークを支える技術。
 【この領域に含まれる研究開発分野】
   ネットワーク基盤、ユビキタスモビリティ、新ICTパラダイム創出、ユビキタスプラットフォーム

研究開発重点領域2 : ICT安心・安全技術
   ユビキタスネットワーク社会に潜む影から生活を守り、確固たる社会基盤としてICTを根付かせるとともに、犯罪や災害、医療・福祉、環境などに対する国民の不安を軽減させ、明るい社会を構築していくための技術。
 【この領域に含まれる研究開発分野】
   セキュアネットワーク、センシング・ユビキタス時空基盤、ユビキタス&ユニバーサルタウン

研究開発重点領域3 : ユニバーサル・コミュニケーション技術
   人に優しいICTにより、すべての人と人とが時間や場所など置かれた条件を問わずに交流でき、新たな「知」や「価値」を産み出すことのできる社会を構築していくための技術。
 【この領域に含まれる研究開発分野】
   高度コンテンツ創造・分析・流通、スーパーコミュニケーション、超臨場感コミュニケーション

   イ  若手ICT研究者育成型研究開発(対象とする研究開発分野は11分野)

   ICT分野の研究者として次世代を担う若い人材を育成するために、若手研究者(個人又はグループ)が取り組む研究開発課題。
      (ア)研究者の要件:平成23年4月1日現在で以下のいずれかに該当する者
         A 35歳以下の研究者
         B 40歳以下の研究者であって、出産・育児・社会人経験等、研究に従事していない期間について研究提案書に記述し申請する場合
         C 40歳以下の研究者であって、博士号を取得してから5年以内の研究者
         なお、グループで提案する場合は、研究者全員(研究代表者、研究分担者)が上記のいずれかの条件を満たすこと。
      (イ)研究費:
         提案区分S : 単年度1課題あたり1,000万円を超え2,000万円以下(間接経費別途配分)
         提案区分A : 単年度1課題あたり500万円を超え1,000万円以下(間接経費別途配分)
         提案区分B : 単年度1課題あたり500万円以下(間接経費別途配分)
      (ウ)研究期間 : 最長3か年度

   ウ  地域ICT振興型研究開発(対象とする研究開発分野は11分野)

   ICTの利活用により、地域固有の社会的・経済的課題を解決し、地場産業の振興や創出、地域住民の生活向上など地域社会・経済活動を活性化するために、地域の大学や中小・中堅企業、地方自治体の研究機関等に所属する研究者が取り組む研究開発課題。
      (ア)研究費 : 単年度1課題あたり1,000万円以下(間接経費別途配分)
      (イ)研究期間 : 最長2か年度

(2)ICTグリーンイノベーション推進事業(PREDICT)

   情報通信審議会答申「我が国の国際競争力を強化するためのICT研究開発・標準化戦略」に掲げられている11の研究開発分野の一つである、「地球環境保全(地球温暖化対策技術)」であって、研究開発終了後2〜3年程度で大幅な二酸化炭素の排出削減を実現する等のシステム化技術の研究開発課題を公募します。
      (ア)研究費 : 単年度1課題あたり3,000万円以上1億円以下(間接経費別途配分)
      (イ)研究期間 : 最長3か年度

3  公募期間

平成23年2月7日(月曜日)から3月8日(火曜日)17時まで
(郵送の場合は、同日必着)

4  応募方法

(1)応募に先立って、府省共通研究開発管理システム(以下「e-Rad」といいます。)への事前登録を行ってください。
      なお、事前登録では、「研究機関の登録」及び「研究者の登録」が必要です。登録手続きに2週間以上要する場合がありますので、余裕を持って登録手続きを行ってください。
      ※e-Radについては、 http://www.e-rad.go.jp/をご覧ください。

(2)応募は、「e-Radによる電子申請」を行うとともに、「提案書の提出」が必要です。

(3)研究代表者が所属する機関が北海道内の場合は、当局に提案書を提出してください。それ以外の場合は、各地域を管轄する総合通信局等に提出願います。
      なお、提案書の提出先及びお問い合わせ先は次のとおりです。

<提出先及びお問い合わせ先>
   北海道総合通信局  情報通信部  電気通信事業課(担当  吉田)
   (〒060-8795 札幌市北区北8条西2-1-1  札幌第1合同庁舎内)
   電話:011-709-2311(内線4708)
   E-mail : shien-hokkaido_atmark_soumu.go.jp
   ※スパムメール対策のため、「@」を「_atmark_」と表示しています。送信の際には、「@」に変更してください。

   (電話でのお問い合わせ時間は、土曜日、日曜日、祝日を除く8時30分から12時、13時から17時までです。)

5  提案要領等

研究開発課題の提案要領等は、平成23年1月中旬以降、以下の総務省のホームページに掲載します。
SCOPEホームページ
PREDICTホームページ



  ※当サイト内のメールアドレスへの特定電子メールの送信を禁止します。

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