平成25年度札幌市総合防災訓練に参加
− 移動電源車・災害対策用移動通信機器を展示 −

  本訓練は、東日本大震災を教訓として都市型災害に対応した総合的な防災訓練として実施されました。
  訓練内容としては、厚別区副都心地域の主要施設等を活用し、JRや地下鉄車両からの乗客避難、けが人搬送、高層ビル屋上からヘリを使用しての避難者救出訓練などを行いました。

  会場には各防災関係機関の展示ブースが設けられ、北海道警察本部の高機動救助車を始め、衛星移動無線車や土のう製造機などの特殊車両の展示、消火体験などのデモンストレーションが行われ、訓練に参加した児童や地域住民が興味深く見学していました。

  今回、北海道総合通信局は、「衛星携帯電話」、「MCA無線機」及び「簡易無線機」等の非常通信機器並びに「移動電源車」を防災訓練会場に持ち込み、展示を行いました。
  展示ブースには近隣住民など、多くの見学者が訪れ、展示した災害対策用移動通信機器の使用方法や移動電源車などの性能について熱心に質問され、防災対策推進室の職員が対応しました。

  当局は、大規模災害等の非常災害時に、自治体等の災害対応を支援するため、災害対策用移動通信機器や移動電源車を貸与する体制を確保しております。
  また、本年3月には、防災・減災に対する当局の取組を広く周知するとともに、防災・減災に役立つ情報を掲示することを目的に「北海道総合通信局　防災ポータルサイト」を開設しました。

  今後も各地で開催される防災訓練等に参加し、非常災害時における通信確保の重要性とその支援策について、広く周知していきます。