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「札幌・石狩圏の地域の安心のために」
− 消防救急デジタル無線・新消防指令システムの運用が開始されました −

平成25年10月16日up


消防救急デジタル無線


  札幌市消防をはじめとする石狩振興局管内の5市1消防組合(札幌市、江別市、千歳市、恵庭市、北広島市、石狩北部地区消防事務組合)は平成23年度から、消防救急無線をデジタル化するためシステムの整備を行ってきました。

  このたび全システムが完成し、10月1日(火曜日)、札幌市消防局において、運用開始式が行われました。
  式典では、主催者挨拶、総務省消防庁 武田俊彦審議官による祝辞の後、上田文雄札幌市長による運用開始宣言が札幌市指令システムから各消防本部へ発信されました。
  消防救急無線をアナログ方式からデジタル方式へ移行したことによって、消防車両等の端末に地図データや災害情報をリアルタイムに表示可能になったほか通信の秘話性が向上しました。また、5市1消防組合が広域的にシステムを整備したことにより各消防本部の連絡体制が強化されました。
  道内の他の消防救急無線についても平成27年度までにデジタル通信方式に移行する計画となっています。
 

札幌市新消防指令システム


  今回の消防救急無線のデジタル化に併せて「消防指令システム」も更新されました。これは、札幌市内で通報された火災・救急・救助の全ての情報を処理し、各消防署へ出動指令を行うもので、消防救急デジタル無線と連携して、GPSによる緊急車両の位置や最新の高所監視カメラによる災害映像を大型高画質モニターに表示させ、災害救助活動を支援します。

  また、札幌市保健福祉部では、消防指令管制センターに隣接して設置された「救急安心センターさっぽろ」において、119番を通じ24時間体制で看護士などが救急医療相談に当たります。

消防庁武田審議官画像

祝辞  総務省消防庁 武田審議官

テープカット画像

(写真左2人目より)上田札幌市長、
武田消防庁審議官、杉浦北海道総合通信局長

司令室全景画像

新消防指令システム

車両画像

消防救急デジタル無線を搭載した車両

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