北海道地方非常通信協議会 会報第34号
| 訓練日時 |
;平成11年12月2日(木曜日)13時30から |
| 想定被災地 | ;稚内市 |
<実施状況等> 実施状況図
- 訓練参加機関
(1) 北海道(防災消防課)、(2) 宗谷支庁(地域政策課)、(3) 稚内市(総務課)、(4) 株式会社エフエムわっかない
- 衛星利用により伝達中継機関もなかったため問題なく実施できた。
伝達時間;13時35分から14時55分
- コミュニティ放送局の協力によりCM放送の形で実際に放送された。
放送時間;2分30秒
<参加機関の主な意見>
- 本訓練では支庁に配備の衛星携帯電話を初めて使用したが、通話の際の時差もなく良好に通話ができた。(庁舎南側窓に移動して使用)
- 伝達文については、中継の過程でFAXのほか電話での伝達もあるため長文は向かない。災害原因、発生場所、避難状況etc必要項目をあらかじめ様式化して表示しておく方が混乱しないで記載ができるのではないか。
- 稚内市では年2回災害訓練を実施しており、その際には放送協定を締結しているコミュニティ放送局「株式会社エフエムわっかない」(通称;”わっぴー”)にも参加してもらって非常災害に備えている。
- 放送局では非常時に備え移動放送装置を設置しているが、訓練でも実際に使用できる方法はないか検討してもいいのではないか。
【事務局所見】
本訓練では地域住民への情報提供手段として訓練の前提がコミュニティFMの活用となっているため、北海道管内においては被災想定地に稚内市、支庁、コミュニティー放送局があり、この間においては災害条件からは伝達手段として「使送」以外にない。
道内においては、殆どの場合コミュニティー放送局の設置地域が支庁所在地であり、結果として訓練参加機関も少なくなりがちである。訓練の在り方について何らかの工夫が必要と思われる。
防災無線や公衆網による電話・FAXが使用出来なくなった場合、地域内の通信連絡手段は意外になく、道路などの状況によっては対策本部が設置される市役所・役場への迅速な情報の集中が困難と思われる。