北陸管内の地上デジタル放送の開始に向けて
〜北陸地域受信対策センターの開所について〜
北陸総合通信局(局長 鈴木 薫)では、地上テレビジョン放送のデジタル化を推進しており、北陸では、2006年末(平成18年末)までに各県で放送が開始される予定です。また、富山県内の一部の放送事業者において、本年10月からデジタル放送が開始される予定となっています。
一方、デジタル放送用チャンネルを確保するためには、一部地域において、事前に現在の地上テレビジョン放送(アナログ放送)のチャンネルを別のチャンネルに変更するアナログ周波数変更対策が必要となります。
アナログ周波数変更対策は、平成15年9月、総務大臣から指定周波数変更対策機関に指定された「社団法人 電波産業会 [会長:那須 翔(東京電力株式会社顧問)]」が業務を行いますが、このたび、金沢市内に「北陸地域受信対策センター」を設置することとなり、下記のとおり同センターの開所式を行います。
センターでは、今後、受信対策のための調査、対象地域への周知、テレビのチャンネル再設定等の工事をはじめとした一連の業務を本格的に開始していくこととしています。
該当する放送事業者においては、送信対策の準備が本年1月から進められています。受信対策については、約2.6万世帯を見込んでおります。このうち、富山県では、3市 約4,700世帯、石川県では、5市10町 約21,000世帯の見通しです。
記
1 開所式
日 時 平成16年3月30日 午後4時から
会 場 北陸地域受信対策センター
(金沢市千木町リ100番地 北陸メディアセンター3階)
2 北陸地域受信対策センター
住 所 〒920−0001
金沢市千木町リ100番地 北陸メディアセンター3階
電 話:076−257−0928
FAX:076−258−6913
コールセンター:0120−076−774(4月1日から開通予定)
連絡先:情報通信部放送課
(担当:北井、綿谷)
電 話:076−233−4490
参考資料1
北陸管内対策中継局、対策市町村及び対策世帯数の見通し
県 名 |
中継局名
(設置場所) |
対策市町村 |
対策世帯数の見通し(注) |
主な対策手法 |
富山県 |
高岡二上 |
氷見市
高岡市 |
4,200
400 |
チャンネルの設定変更、必要に応じアンテナの取替 |
小矢部
(小矢部市坂又) |
小矢部市 |
130 |
チャンネルの設定変更 |
計 |
3市 |
4,700 |
|
石川県 |
珠洲
(珠洲郡内浦町字明野) |
珠洲市
内浦町 |
6,500
1,700 |
チャンネルの設定変更、必要に応じアンテナの取替 |
輪島
(輪島市大野町) |
輪島市
門前町
穴水町 |
6,800
500
40 |
チャンネルの設定変更 |
能登鹿島
(鹿島郡鹿島町武部) |
鳥屋町
鹿西町
七尾市
中島町
鹿島町
田鶴浜町
羽咋市 |
1,300
960
620
480
170
130
10 |
チャンネルの設定変更 |
七尾灘浦
(珠洲郡内浦町字明野) |
七尾市 |
800 |
チャンネルの設定変更 |
舳倉
(輪島市大野町) |
輪島市 |
260 |
チャンネルの設定変更 |
珠洲鈴内
(珠洲市若山町) |
珠洲市 |
200 |
チャンネルの設定変更 |
珠洲狼煙
(珠洲市狼煙町) |
珠洲市 |
190 |
チャンネルの設定変更 |
東門前
(鳳至郡門前町字浦上) |
門前町 |
140 |
チャンネルの設定変更 |
志賀徳田
(羽咋郡志賀町矢田) |
志賀町 |
110 |
必要に応じアンテナの取替 |
穴水甲
(鳳至郡穴水町大字甲) |
穴水町 |
50 |
チャンネルの設定変更、アンテナの方向調整 |
能都姫
(鳳至郡能都町字姫) |
能都町 |
30 |
チャンネルの設定変更 |
穴水比良
(鳳至郡穴水町字川尻) |
穴水町 |
20 |
チャンネルの設定変更 |
能都真脇
(鳳至郡能都町字真脇) |
能都町 |
10 |
必要に応じアンテナの取替等 |
珠洲三崎
(珠洲市三崎町) |
珠洲市 |
10 |
チャンネルの設定変更、アンテナの方向調整 |
大聖寺
(加賀市南郷町) |
加賀市 |
10 |
必要に応じアンテナの取替 |
計 |
5市10町 |
21,000 |
|
福井県 |
【該当なし】 |
注: 対策世帯数は現時点での推定世帯数の概数。なお、県別の対策世帯数の合計は、十の位を四捨五入した。

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