テーマ 6

ゲームで遊ぶなら気をつけたいこと

11ゲーム上でのやり取りから生じたトラブル

他人にIDとパスワードを教えてしまい

他人にIDとパスワードを教えてしまい

Lくんは、ゲームを有利に進めるアイテムが欲しいのですが、ポイント不足で買えません。そのとき、「ポイントいる?」というメッセージが届きました。

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パスワードを変更されゲームを乗っ取られた

パスワードを変更されゲームを乗っ取られた

ポイントをもらえるならとIDとパスワードを教えたら、パスワードが変更されたらしくログインできません。ゲームのアカウントを乗っ取られてしまったのです。

考えてみよう!

アイテムやガチャの魅力は上がり、文字や音声でやり取りしながら楽しむゲームも増えました。課金をし過ぎないためにできる工夫や、プレイする際に気をつけたいことは?

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  • A

    課金のし過ぎを防ぐには

    コンビニなどでも手軽に買えるプリペイドカードを、お小遣いで購入して大切に使うのは良い方法です。ひと月の限度額を自ら決めることで、コントロールしながら使う力が身につきます。

  • B

    甘い誘いはワナの可能性が

    アカウントを乗っ取るため、ID・パスワードを知ろうとする悪い人がいます。聞かれても答えないだけでなく、ゲームでのやり取りから推察できるパスワード(例:好きなアイドルやペットの名前)はNG!

  • C

    ボイスチャットはさらに注意

    プレイ中、音声で仲間と会話できるゲームがあります。マイクの性能も上がり、周囲の会話が相手に聞こえてしまうことも。個人が判る情報が伝わらないよう、家族で工夫をしましょう。

学べる!プチ動画 学べる!プチ動画

ゲームでのトラブルは高額課金以外にもいろいろ

解説

 高額課金を心配する声は多いようですが、ゲーム会社ごとに定めた年齢層に応じた課金の上限設定(例:中学生以下5千円/高校生1万円)や、プリペイドカード等を上手に活用しましょう。また、ゲームやSNSのID・パスワードの悪用による被害への注意喚起も必要です。アカウントを乗っ取られる、ポイントやアイテムを奪われる、クラウド保存した写真を盗み見られるなど、被害はさまざま。親しい人でもID・パスワードを教えてはダメ、他人のID・パスワードでのログイン(不正アクセス禁止法違反)もダメということをしっかり教えましょう。

 対象年齢に満たない子供の使用に起因した誘拐等も起きています。対象年齢までガマンが大事です。

黒板消し

ワンポイントアドバイス乗っ取ったIDでその人になりすまし、知り合いをだますようなトラブルも増えています。自分のうっかりが、周囲に迷惑をかけることも忘れずに。

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