テーマ 7

SNSで発信するなら
気をつけたいこと

13投稿から個人が特定されたことによる被害

おいしい情報をシェアするつもりが

おいしい情報をシェアするつもりが

よく行くショッピングタウンでお気に入りのお店を見つけたPさん。親しい人たちに教えてあげようと、位置情報オフで撮影した写真を投稿しました。

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知らない人に付きまとわれるようになった

知らない人に付きまとわれるようになった

その後、誰かに後をつけられていることに気づきました。引き金は、Pさんが投稿した写真の背景。場所がわかり生活範囲が特定されてしまいました。

考えてみよう!

アップした写真から、撮影場所や生活範囲が知られてしまうことも。事件やトラブルに巻き込まれないために、写真投稿の際に注意しなければならないことは?

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  • A

    指紋さえわかる高画質

    カメラの性能が高まり、ピースサインで指紋が判別されることもあるとか。電柱や看板の文字が読めたり、瞳に映ったものが見えたりする可能性も。これまで以上の注意が必要です。

  • B

    読める人を想像して投稿

    一番の安全策は、プライベートな情報をネットに載せないこと。とはいえ、情報のシェアは悪いことではありません。投稿前によく見直し、非公開設定にして特定の人とだけ共有する等の危機管理を!

  • C

    もしも不安を感じたら

    自分のサイトに気になる投稿があった、知らない人に突然名前で呼び止められたなど、不安を感じたときは必ず大人に相談すること。できるだけ、誰かと一緒に行動しましょう。

学べる!プチ動画 学べる!プチ動画

写真の中の建物や地域の行事でも生活範囲は憶測できる

解説

 子供・若者は、SNSなどを利用する際の個人情報の取扱いにルーズな傾向があります。メッセージアプリのタイムラインで、定型の質問に答えながら次の人へと回す「バトン」をする等、公開範囲設定をしていなければ、直接の友達以外の人まで読めてしまい、トラブルに発展することも。そもそも、誰でも見ることができるのがSNSの基本。写真に映り込んだものから、訪れた店や地域など生活範囲が推測できるため注意が必要です。① 友人同士でも個人情報は安易に答えない・回さない 、② ネットで少し話して登録した友達は、タイムラインを非公開にする、③ 非公開で得た情報は勝手に再投稿やスクリーンショットをしない、ことに気をつけましょう。

黒板消し

ワンポイントアドバイスコミュニケーション系アプリの多くは、読んでもいい人の設定ができます。公開範囲を絞り、共有したい写真を確認することが、何より大切です。

※ネット上にアップした・された情報で困ったことが起きたら『違法・有害情報相談センター 』もご利用ください

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