テーマ 3

個人情報について気をつけたいこと

07メールからの誘導によるフィッシング詐欺被害

IDがロックされたというメールが届き

IDがロックされたというメールが届き

「アカウント情報確認と再設定のお願い」メールが届いたHくん。よく使うIDなのでロックされたら困ると、慌ててメールにあったリンク先で手続きをしました。

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ポイントと個人情報を盗まれてしまった

ポイントと個人情報を盗まれてしまった

夕食後、アイコンからそのサービスを使おうとしたらアクセス不可。パスワードを再設定してログインすると、貯まっていたポイントが全て使われていました。

考えてみよう!

運営会社をかたり安全確認やセキュリティ問題解消を促すメールは増える一方です。ウソを見抜き被害を避けるには、何に気をつけ、どんなことを心がければよいでしょう?

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  • A

    疑わしいメールやメッセージ

    携帯会社、OS事業者、銀行、ショッピングサイト等の名で届く確認メールは、本物そっくりの入力画面へ誘導し個人情報を盗むことも。慌ててアクセスせず、公式サイトで必ず確認!

  • B

    ニセの対策アプリへ誘導等

    セキュリティ上の問題が生じて、対策アプリのダウンロードが必要だとURLを示し、不正アプリを導入させようとするものも!遠隔操作ウイルスにより盗撮等の被害に遭った人もいます。

  • C

    不審なポップアップ

    画面に出た「当たり」や「警告」のメッセージに不用意にアクセスすると、金銭や個人情報を騙し取られたり、ウイルス感染や機器乗っ取り等の被害に。“無視”も危機管理の1つです。

学べる!プチ動画 学べる!プチ動画

安全をエサに釣る、巧妙な“フィッシングの仕掛け”に要注意

解説

 友人を装ったり興味を引くことを示して詐欺サイトへ誘導するワンクリック詐欺もありますが、企業や行政機関等をかたり、安全性の確保を呼びかけるフィッシングの仕掛けが増えました。「普段よく利用しているから何かあったら大変!」という人の心理を悪用し、パスワードやカード情報等を盗む手口。メールやメッセージの具体例や対策が各社の公式サイトに掲載されているので、アクセスの前に確認するか、無視して削除しましょう。

 その他、ファイルを暗号化し解除をネタに金銭を要求する「ランサム(=身代金)ウェア」 、盗撮や犯罪に利用するための遠隔操作ウイルス等の被害も発生しています。OSやセキュリティソフトの更新を忘れず安全な利用環境を!

黒板消し

ワンポイントアドバイスセキュリティ対策を行うと共に、日ごろから“用心”と“こまめな更新”を心がければ、突然の警告を不審に感じて、冷静な対応ができます。

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