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SNSで発信するなら
気をつけたいこと

15自画撮り写真の交換に端を発した脅迫被害

同性のステキな友達だと信じていたのに

同性のステキな友達だと信じていたのに

好きなアーティストの話題で意気投合した同じ年のRさんと直接やり取りを始めたSさん。やがて、誰にも言えない秘密も打ち明けられる仲になりました。

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写真を送ったら態度が急変、脅迫された

写真を送ったら態度が急変、脅迫された

Rさんの写真が届き、嫌われたくなくて自分の写真を返信した途端、写真付きで秘密をネットに拡散されたくなければ裸の写真を送れと脅されました。

考えてみよう!

優しい言葉で信用させて入手した個人情報や写真を悪用したり、「ネットにばら撒く」「学校に知らせる」などと脅したりする。こんな被害にあわないために、できることは?

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  • A

    裸の画像は送らない

    一度、ネット上に流出した画像は、全てを回収・削除することはできません。また、友達などに裸の写真を送信させたり、裸の写真を他の人に転送したりすることは「犯罪」※です。

    ※児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律違反。

  • B

    情報の組み合わせに注意

    フォロー相手や友達との会話から名前や学校名が知られてしまうと、顔写真でも脅しのネタになる可能性が!ネットだけの知り合いに、秘密や内緒ごとを打ち明けるのはとても危険です。

  • C

    深みにはまってしまう前に

    SNSのやり取りでは、ウソの書き込みや写真の偽装ができるので、目に見える情報を簡単に信用しないこと。一度送ってしまえば取り戻せないことを忘れずに、困ったら迷わず大人に相談を!

学べる!プチ動画 学べる!プチ動画

言葉巧みに近づく人を、見える情報だけで判別するのは不可能

解説

 政府インターネットテレビでは、実際の事件を基にしたドラマ仕立ての動画を公開しています。悪意ある大人の巧妙な手口を、動画で疑似体験できますので、ぜひ参考にしてください。

 自画撮り被害児童のほとんどは中高生。仲良くなりたいと思わせて個人情報を聞き出し、写真を送らせて脅す手口の一部始終を、じっくり考えながら視聴し、時間をかけて真剣に話し合ってみましょう。

参考:政府インターネットテレビ『自画撮り被害が増加! SNS上の出会いに要注意!!

黒板消し

ワンポイントアドバイス「自分だけは大丈夫」と思って注意を怠ることが一番危険!”直接“写真をやり取りしない&秘密を話さない。これが安全の鍵です。

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