テーマ1

日常生活の中で気をつけたいこと

01スマホの過度な使用による生活や体調への支障

友人とのトークが連日深夜まで続き

友人とのトークが連日深夜まで続き

メッセージアプリで友人とのやり取り(トーク)をするのが大好きなAさん。話を終わらせるタイミングがわからず、夜遅くまでスマホを使う毎日でした。

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遅刻や居眠りをするようになってしまった

遅刻や居眠りをするようになってしまった

朝起きるのがつらくなり、眠たくて授業にも集中できなくなりました。体調や成績にも影響が出ているのですが、友人とのトークはやめられません。

考えてみよう!

友人関係が何より大切な時期ですが、生活習慣の乱れや睡眠不足は、健康や学習にさまざまな影響を及ぼします。適切に利用するためにできる工夫はありませんか?

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  • A

    ルールを作ってみる

    上手にトークを終わらせるのが難しいと悩む子供はいっぱい。
    終わりの言葉を決める、時までと決めるなど、自分たちで話し合ってルールをつくると、コントロールしやすいようです。

  • B

    睡眠について調べてみる

    体の成長を促すだけでなく、体調を整えたり、疲労回復にも不可欠な「成長ホルモン」。睡眠との間にはどんな関係があるのか、調べてみると気づくことがたくさんあるはずです。

  • C

    時間の使い方を見直してみる

    宿題、食事、入浴 etc…帰宅後はやることだらけ。習い事や塾もバラバラで遅い時間しか話せないのなら、早めに寝て“朝活トーク”をするのも一案。目も頭もさえるのでお勧めです。

学べる!プチ動画 学べる!プチ動画

長時間になりがちな利用を、
どうコントロールするかが課題

解説

 オンライン学習の機会も増え、学びに、連絡に、趣味や娯楽に、スマホ等デジタル機器のある生活が当たり前になりつつあります。オンラインゲームをしたりネット動画を見たり、テレビ番組をスマホで見たり、スマホを使う時間は増える一方です。また、常にSNSのメッセージが気になり、何事にも集中できなくなる子もいます。

 自分をコントロールできずスマホが手放せなくなると、日常生活に支障をきたすだけでなく、健康面でもマイナスです。適切な使い方ができるよう、親子で利用のルールを話し合い、保護者が利用状況を把握するよう心がけましょう。学校行事や受験など「いざ!」というときに後悔しないよう、スマホ利用を自制する力を育てましょう。

黒板消し

ワンポイントアドバイス時間の長さよりも、何にどれくらい使っているかが重要。使い方の見直しやアプリごとの時間制限など、時間管理機能※を上手に活用しましょう。

※利用時間の管理ができるツールがあります。詳細は「フィルタリングや時間管理等で上手にコントロール」のページで確認してください。

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