目 次

1 衛星放送の概要

(4)BS放送とCS放送の比較

BS放送
○放送衛星(BS)を用いた放送
平成元年6月  NHKによる本放送開始
平成3年4月  WOWOW有料放送開始
9月  セントギガ有料音声放送開始
平成7年 4月  セントギガデータ放送開始
平成9年8月  BSAT−1aでの放送開始
平成12年目途  BS−4後発機でのBSデジタル放送開始予定
CS放送
○通信衛星(CS)を用いた放送
平成元年6月  放送法改正
【衛星管理運用主体(ハード)と番組編集主体(ソフト)の分離】
平成4年4月  TV放送開始
平成4年6月  PCM音声放送開始
平成7年12月  PCM データ多重放送開始
平成8年6月  衛星デジタル多チャンネル放送開始

BS放送とCS放送の比較
 

B S

C S

1 周波数等の確保 国に対する周波数、軌道位置の割り当て
(放送の継続性が保証)
周波数、軌道位置は国際調整が必要
(国際調整で継続性保証)
2 国際化への対応 国内放送 国境を越える放送も可能
3 使用可能周波数
  (中継器数)
8周波数(8中継器)
東経110゜に限定
周波数(中継器数)の増加が可能
4 制度 ハード・ソフト一致(注) 受託・委託制度(ハード・ソフト分離)
5 放送番組編成主体 NHK、WOWOW等 主として新規事業者

(注) BS−4後発機より、受託・委託制度導入

BS放送とCS放送のテレビ受信装置

区 分

放 送 衛 星

通信衛星(CS放送に使用中のもの)

アナログ・デジタル別

アナログ

デジタル

デジタル

衛 星 名

BSAT-1a

BS-4後発機

JCSAT-3

JCSAT-4

SUPERBIRD-C

放送チャンネル数
(テレビジョン)
3+(ハイビジョン用1) HDTV: 6
SDTV:19*

114

71

124

アンテナ径

約45cm

約45cm

約50〜60cm

アンテナ方向 南西向、仰角
約38゜
南西向、仰角
約38゜
南西向、仰角
約47゜
南西向、仰角
約45゜
南東向、仰角
約48°
放送方式
(有料方式)
BS方式
(コアテック方式)

未定

CSデジタル標準方式
(Perfec CARD方式)
CSデジタル標準方式
(Perfec CARD方式)
CSデジタル標準方式
(NDS方式)

* SDTV18は、HDTVを行わない場合に限る。
 
(注) このほか、音声(PCM)放送(17チャンネル)のみを行っているJCSAT−2がある。