(2)情報通信支出
加入電話料金の平均支払金額が9年から10年にかけて減少
家庭における情報通信支出について、「通信利用動向調査(世帯調査)」を基に推移をみると、通信・放送サービスに対する平均支払金額はおおむね横ばい傾向にある(図表1))。
最も平均金額が高い「移動通信料金」については、6年から7年にかけて大幅に増加した後、9,000円前後で推移している。
一方、「加入電話料金」については、6年以降増加を続けていたが、9年をピークにやや減少している。これは、加入電話における競争の進展等によるものと思われる。
なお、「機器利用調査」によれば、加入電話におけるNTT以外の事業者の利用者は6割を超えている(図表2))。