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バックアップ

  安全にパソコンを利用するためには、定期的なバックアップが不可欠です。クライアントのパソコンでは、ワープロソフトや表計算ソフトなどで作成したドキュメントファイルだけでなく、送信した電子メールや受信した電子メール、よく利用するホームページのURLなどの情報も、バックアップしておかなければなりません。

  バックアップには、ファイルサーバやインターネット上のオンラインストレージ、外付けのハードディスクにコピーする方法、CD-RやDVDメディアなどの外部の記憶媒体を利用する方法などがあります。

CD-R
1枚のメディアに、640MB以上のファイルを保存することができます。ただし、一度書き込むと、後からファイルを追加することはできますが、書き換えることができません(CD-RWというメディアでは、繰り返し書き換えて利用することが可能です)。書き込んだCD-Rメディアは、大部分のCD-ROMドライブで読み出すことができるため、ほとんどの場合、他のコンピュータへの復元がもっとも簡単です。
DVD-R、DVD+R
一度だけ書き込むことができるDVDメディアです。現在普及している規格では、片面で4.7GBのファイルを保存することができます。DVD-RDVD+Rは追記型のメディアであるため、一度書き込んだデータを消去することはできませんが、DVD-RAMDVD-RWDVD+RWといった書き換え可能なDVDメディアもあります。
外付けのハードディスク
外付けのハードディスクをバックアップ用のデバイスとして使用する方法もあります。他のメディアに比べて高速であるということと、必要に応じた容量のハードディスクを選択できるというメリットがあります。
オンラインストレージ
オンラインストレージは、インターネット上で利用できるファイル保管用サービスです。Webブラウザや専用のソフトウェアを利用して、インターネット上の領域とクライアントのディスクとの間でデータをやり取りすることができます。複数の利用者でファイルを共有化できるサービスもあります。

  まず、どのようなバックアップ方法を推奨しているかということを、情報管理担当者や情報システム部門などに確認するか、情報セキュリティポリシーや社内ルールで確認した上でバックアップ方法を決定してください。

  なお、外部の記憶媒体バックアップされた情報は、たとえ個人のパソコン内の情報だからといって外に持ち出したり、机の上に放置したりすることは避けなければなりません。企業・組織にとって重要な情報が含まれる場合がありますので、鍵のかかる場所に保管するなど、適切な保管方法をとるべきです。

  最近は機密情報や個人情報の漏洩(ろうえい)を防止するため、情報セキュリティポリシーで、個人による外部の記憶媒体の利用を禁止または制限している企業が増えてきています。バックアップ用に外部の記憶媒体を利用する場合には、事前に情報管理担当者や情報システム部門などに相談するか、情報セキュリティポリシーをよく確認してから行うようにしてください。