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事例5:メールが他人に読まれている?

  「Eさん、温泉はどうだった?」
  雑談の中で、なにげなくもらした同僚のF君のひとことに、Eさんは驚きました。週末の旅行は急に決まったため、会社内ではまだ誰にも話していないはずです。そういえば、この前も誰にも話していないことをF君が知っているので、不思議に思ったことがありました。あのときは、誰か他の人から聞いたのかな、と思っていたのですが。

  そういえば、この間外から会社に戻ってきたときに、なぜか読んでいないはずの電子メールが既読になっていました。もしかして、F君に電子メールを盗み読まれているのでは・・・。

  このように、他人に電子メールを読まれてしまうという事件は非常に多く発生しています。ほとんどの場合、電子メールはユーザIDパスワードだけで読むことができるため、何らかの方法でパスワードを入手してしまえば、他人の電子メールを読むことはそれほど難しいことではありません。多くの事件は、身近な人間によるものですが、好きな芸能人の電子メールパスワードを推測して読み出した、という事件も発生しています。

  事件の中には、コンピュータの設定を手伝ってもらう際にパスワードを教えて、その後も変更していなかったり、簡単に推測できるパスワードを使用し続けていたりなどのように、利用者の不注意が原因の場合もあります。

  パスワードは、人に推測されにくいものにして、他人に知られないように管理しなければなりません。もし、人に知られてしまった可能性がある場合には、すぐに変更するようにしましょう。