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事例8:送った覚えがないのに・・・

  ある日、H君のもとに、友達のO君から電子メールが届きました。その電子メールによると、昨日H君からウイルス付きの電子メールが送られてきたというのです。でも、H君は最近帰りが遅くなることが多く、ここ1週間ほど自宅のコンピュータは電源さえも入れていませんでした。もちろん、きちんとウイルス対策ソフトをインストールして、ウイルス検知用データも定期的に更新しています。つまり、ウイルスに感染しているはずも、ウイルス付きの電子メールを送信したはずもないのです。

  実は、このウイルス付きの電子メールは、O君からではなく、H君と共通の友達であるRさんから送られていたのです。最近のウイルスの中には、アドレス帳に登録されているメールアドレスや過去に受け取った電子メールからメールアドレスを探し出して、あたかもその人が電子メールを送信しているかのようにふるまうものがあります。

  Rさんは、ウイルス対策ソフトの更新を行っていませんでした。つまり、これはウイルスに感染したRさんのコンピュータが、H君の名前でO君にウイルス付きの電子メールを送信していたというわけです。