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サポート期間が終了するソフトウェアに注意

  私たちは、自分のコンピュータでさまざまなソフトウェアを利用しています。Webブラウザメールソフト、ワープロソフトなどはもちろんのこと、コンピュータの基本動作を担っているOSもソフトウェアです。 また、パソコンに限らず、ルータなどの通信機器にもソフトウェアが組み込まれています。

  これらのソフトウェアには、実は消費期限ともいうべき「安心して利用できる期間」があります。

ソフトウェアのサポート期間

  ソフトウェアを安心して利用できる期間とは、ソフトウェアを開発したメーカーがそのソフトウェアのサポート(保守対応)を行っており、利用者がサポートサービスを受けられる間のことと言い換えられます。

  メーカーによるサポートを受けられる間は、仮にそのソフトウェアに不具合や脆弱性(ぜいじゃくせい)が見つかった場合には、メーカーがそれらを修正するための修正プログラム(「更新プログラム」と呼ばれることもあります)を作成し、ホームページ内のソフトウェアサポートページなどで配布するのが一般的です。

  メーカーから修正プログラムが発表された場合は、利用者は修正プログラムを自分のコンピュータに適用してソフトウェアを最新の状態に保ち、情報セキュリティのリスクを抑えることができます。

  しかし、ソフトウェアのサポート期間が終了してしまった場合、ソフトウェアに不具合や脆弱性が見つかったとしても、修正プログラムがメーカーから提供されなくなります。利用者がそのソフトウェアを使い続けた場合、そのコンピュータは不具合や脆弱性を抱えたままの状態になります。これは、コンピュータが外部から攻撃を受ける危険性のある状態であり、情報セキュリティのリスクが非常に高まります。

基本的な対策

  ソフトウェアは、サポートされているものを利用することを意識し、常に最新の状態に保つようにすることが、必要最低限の情報セキュリティ対策になります。

  具体的には、ソフトウェアの脆弱性が発見された場合には、それを修正するための修正プログラムがメーカーのサポートページなどで配布されますので、修正プログラムのインストールを行ってください。

サポート期間が終了する Windows XP と Office 2003

  これまで、家庭や企業、組織などで一般に広く利用されてきたマイクロソフト社製OSである Windows XP と、ビジネス用アプリケーションである Office 2003 のサポートが2014年4月9日に終了することが、メーカーより発表されています。

  サポート期間の終了に伴い、以後、不具合や脆弱性についての修正プログラムが提供されなくなります。 そのため、これらのソフトウェアを利用している人は、メーカーのサポートページを参照して、後継となるソフトウェアへ移行したり、サポートが行われている製品を利用したりするなど、コンピュータが外部から攻撃を受けるリスクをなるべく小さくするための対策を行う必要があります。