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クラウドサービス利用上の注意点

  クラウドサービスは、インターネット経由で情報の保存や処理などのサービスの提供を受けられる点に特徴があります。個人で意識的にクラウドサービスを利用する場合として、例えばオンラインストレージサービスを契約して、クラウドサービス上にデータを預け、自分のさまざまな端末でデータを共有したり、また撮影した写真や書類などを他の人と共有するといった使い方が代表的です。それ以外にも、現在私たちが利用するWebメールやオンラインショッピングなど、インターネット経由のさまざまなサービスの土台として、実際にはクラウドサービスが活用されることも多くなっています。

  クラウドサービス上のデータは、クラウドサービス事業者により安全に管理されることが基本ですが、実際には、障害によるデータの消失や情報漏洩(ろうえい)などの事例も発生しています。クラウドサービスを過度に信頼するのではなく、利用する場合には、想定される脅威に対応した対策を取ることが重要です。

  クラウドサービスを利用する際の主な脅威としては、以下のような脅威が考えられます。

障害などによりデータが消失する

  仮にクラウドサービスに障害が発生した場合、クラウドサービス上のみにデータを預けていると、大切なデータの復旧ができなくなる可能性があります。クラウドサービスを利用する場合にも、別のシステムの上に定期的にバックアップを取っておきましょう。

預けているデータが外部に漏洩する

  クラウドサービス事業者へのサイバー攻撃やその他の要因で、預けているデータが外部に漏洩する可能性があります。万が一を想定し、クラウドサービス上に預けるデータの性質を慎重に判断することが大切です。また、契約するクラウドサービス事業者のセキュリティ対策のレベルや保証の範囲などを、利用規約などであらかじめよく確認することが大切です。

クラウドサービスのアカウントが第三者に悪用される

  ウイルス感染などによって、利用しているクラウドサービスのユーザIDパスワードが流出した場合、第三者による不正アクセスにより、クラウドサービス上に保管している情報が漏洩する可能性あります。また、流出したものと同じユーザIDパスワードを他のサービスでも利用していた場合、そのサービスも不正アクセスを受ける危険性が高まります。ユーザIDパスワードは、個別のサービスごとに異なるものを設定し、使い回しをしないことが大切です。