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大阪地下街の地デジ・ラジオ放送の再送信で免許等を交付
〜「あべちか」、「NAMBAなんなん」で地デジ・ラジオ放送の受信が可能に〜
報道発表/平成22年3月30日
- 総務省近畿総合通信局(局長:稲田 修一)は本日、社団法人デジタルラジオ推進協会(会長:青木 哲)に対し、大阪市にあるアベノ地下街「あべちか」及び難波地下街「NAMBAなんなん」での地上デジタルテレビ放送・FM放送・AMラジオ放送の再送信サービスを行うための無線局の免許及び設備の設置許可を行いました。
両地下街ともサービスは、3月31日より開始される予定です。
本事業は、総務省の「地下街等における電波遮へい対策事業」により、事業費用の一部を国の補助金の交付を受けて社団法人デジタルラジオ推進協会(注1)が、大阪市天王寺区のアベノ地下街「あべちか」(大阪市天王寺区堀越町アベノ地下街)と同市中央区難波の難波地下街「NAMBAなんなん」(大阪市中央区難波5丁目)を整備したもので、平成20年3月の「ホワイティうめだ」及び「なんばウォーク」での整備に続くものです。
近畿総合通信局は、本整備において、放送用の無線局の免許(地上デジタルテレビ放送、FM放送)及び高周波利用設備(AMラジオ放送)の設置許可を交付しました。
本サービス提供の開始にあたり、3月31日午前10時から「あべちか」において、大阪地下街株式会社と大阪地下街遮へい対策事業連絡協議会(注2)の主催による「あべちか・NAMBAなんなんワンセグ・ラジオ放送開始セレモニー」が執り行われます。
(注1)社団法人デジタルラジオ推進協会
- デジタルラジオの普及・発展を図ることを目的とし、放送事業者、家電メーカー等の会員で構成する公益法人であり、デジタルラジオ放送の実用化試験放送の実施、地下街などにおける放送の不感対策のために必要な再送信設備の整備、保守・管理等を事業としています。
(注2)大阪地下街遮へい対策事業連絡協議会
- 大阪地下街におけるテレビ・ラジオ放送普及事業を実施するため、関係者間の調整を行うことを目的に在阪の一般放送事業者で構成する任意団体。
再送信サービスが開始される放送
放送メディア | 放送事業者 | リモコン番号(放送チャンネル) |
---|---|---|
地上デジタルテレビ放送 | NHK総合 | 1(24チャンネル) |
NHK教育 | 2(13チャンネル) | |
毎日放送 | 4(16チャンネル) | |
朝日放送 | 6(15チャンネル) | |
関西テレビ放送 | 8(17チャンネル) | |
讀賣テレビ放送 | 10(14チャンネル) | |
テレビ大阪 | 7(18チャンネル) |
放送メディア | 放送事業者 | 周波数 |
---|---|---|
超短波放送(FM放送) | NHK | 88.1MHz |
エフエム大阪 | 85.1MHz | |
FM802 | 80.2MHz | |
関西インターメディア | 76.5MHz | |
中波放送(AMラジオ放送) | NHK第1 | 666KHz |
NHK第2 | 828KHz | |
毎日放送 | 1179KHz | |
朝日放送 | 1008KHz | |
大阪放送 | 1314KHz |
- ※ 地上デジタルテレビ放送のリモコン番号(放送チャンネル)及びラジオ放送の周波数は、大阪市内での地上放送と同一となります。
<参考>
- 連絡先
- 近畿総合通信局 放送部 放送課
担当:佐藤、国本
電話:06-6942-8566
別紙