テーマ
セルフコントロール編
~使い方を上手にコントロールしよう~
6脅迫めいた投稿は悪意がなくてもダメ!

学習のポイント

~何気ない投稿が犯罪予告に?!
投稿前に深呼吸、未来の自分への影響も考えて~

事例6。クラスメートの中に、気に入らない人がいて、その人を、ぶっとばす、と、SNSに冗談のつもりで書き込んだら、数日後に脅迫の疑いで捜査するために、警察官が自宅に来てしまったシーン。

ハートきゅんのイラスト

ここから僕が解説します

事例6解説。僕、ハートきゅんが解説します。ちょっとした憂さ晴らしのつもりの書き込みが、大ごとになってしまいました。たとえ冗談だとしても、誰かを脅したり、世間を騒がせたりする投稿はご法度です。腹が立つことがあったら、落ち着くために6秒かぞえたり、深呼吸したりして、いったんSNSなどから距離をとって、感情に任せて書き込みしないことが大切です。

考えてみよう
注目を浴びたい、うさ晴らしをしたい、などさまざまな理由から、行き過ぎた投稿をする人がいます。
もしもそれが、脅迫や犯行予告とみなされたらどうなるでしょう?
A通報により警察が動く

匿名でも投稿者の特定はできます。「冗談のつもりだった…」などの言い訳は通用しません。

B騒ぎが大きくなると

何気ないあなたの投稿が誰かの迷惑になり、将来のあなたを苦しめることも!

Cこんな投稿を見つけたら

通報(報告)ボタンなどを使って運営側に連絡。巻き込まれない方法で対応しましょう。

もっと詳しく
ネットやSNSなどへの書き込み、軽く考えないように

気に入らない有名人を名指しで「殺す」と書いたり、「感染したから今からまき散らしに行く」といった投稿など、実行する気など全くない“単なる脅し”や“悪ふざけ”だったとしても、脅迫めいた書き込みは犯罪とみなされる可能性があります。 学校、駅などへの犯行予告など、地域社会に大きな不安を与えるような投稿も同じです。

軽い気持ちで犯罪まがいの投稿をすると、相手を深く傷つけるだけでなく、投稿者自身の大きな傷になることも。たとえ匿名でも、いつ・どこから・誰が投稿したかは基本的に特定可能。善悪の判断ができなくなるほど冷静さを欠いた心理状態のときは、スマホやネットから一旦離れて気分転換を試みるのが一番の安全策です。

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