【作業の目標】
最初に、永井係長から実施計画の進行管理についての説明、次に板橋主査から事務事業評価の説明を行いました。現時点では、実施計画の進行管理のみが実施されており、事務事業評価については、今後整理していくとのことを確認しました。実施計画の進行管理については、総合計画冊子を作り、翌年度の行財政改革計画にそれを反映させることが目標であると確認しました。
【当日の流れ】
15:05〜15:10 業務内容の意識合わせ(5分)
15:10〜15:25 業務説明表の作成(15分)
15:25〜15:40 機能分析表(DMM:以下「DMM」という。)の作成(15分)
15:40〜17:05 機能情報関連図(DFD:以下「DFD」という。)の作成(85分)
【作業内容】
(1) 業務内容の意識合わせ
当日の作業について意識合わせを行い、作業内容の確認を行いました。
(2) 業務説明表作成
- 業務の名称、目的・概要については、意識合わせで説明した内容を記述しました。
- 根拠法令については、特に規則はなく、行政改革大綱、川口市行政改革集中改革プランに基づく業務です。
- 業務規模については、事業数、冊子の発行回数を記入しました。繁忙期についてもその時期を記入しました。
- 成果指標については、評価対象事業数としました。今後増やしていく計画です。
- 投入資源等については、職員数だけになります。
(3) DMMの作成
- 実施計画の進行管理とは、前年度の計画書を基に翌年度の方針策定から各課への説明会、聞き取り調査を行って次年度の計画書を作成するという改善過程のことであり、この改善過程を構成する業務機能を順に挙げていきました。
- 将来的に計画されている「事務事業・施策評価」、「評価会議」については階層0に挙げるのみとすることで意識を合わせました。
(4) DFD作成
- 最初に、DMMで挙げられた機能を枠内に配置しました。
- 次に、関連する外部環境として、財政課、各課、政策審議室、策定会議、部長会議があり、外部の機能として予算編成という機能があることを確認しました。
- それらの間で受け渡される帳票やファイルについて挙げ、各機能、外部環境との関連を整理しました。
- 外部環境、帳票、ファイル、機能の間を受け渡される情報を挙げ、順次記入していくと同時に、機能毎の関連についても整理しました。
【出てきた意見】
主な意見は以下のとおりです。
- 事業評価は平成14年度から開始したが、原課が行う評価のための調書記入の作業負荷が大きいため、軽減の方向で改訂を検討している。
- 人事・行政組織については評価対象とはなっていない。
- トップからの方針として翌年度の予算額の提示だけでなく、重要事業に対する優先度等の方針も打ち出して欲しい。
- 評価は事後評価だけであるが、将来的には事前評価も行いたい。
- 事業政策の評価はボトムアップでは無理であり、トップの方針が重要である。
- 事務事業評価についても実現に向けて検討を続ける。
- 評価結果の市民への公開も大切である。