刷新化の方向性策定 〜中堅層による業務環境分析作業〜

川口市(川口市役所 大会議室)
平成17年11月18日(金) 10時〜12時

○川口市挨拶

川口市挨拶 冒頭、企画財政部長より「これまでと違い、単なる電子化ではなく、業務を刷新し、見直していきます。」「部課長クラスの業務分析結果を市長に報告した際、30代、40代の職員からも意見を出して頂こうとの意見を市長より頂戴し、本日皆さんにお集まり頂くことになりました。」「リラックスして、川口市をどうやってよくしていきたいかを考え、今の思いを部課長、市長に届けるつもりで忌憚のないご意見を出して下さい。」との挨拶がありました。



○業務環境分析(SWOT分析)の進め方の説明

(1)実施方法説明
実施方法説明 青山学院大学大学院 松尾教授より、本日の作業の目的及び進め方・ポイントについて説明がありました。
・本日の作業結果は、川口市の将来をどのようにしていくべきかを考える材料となる。
・各自が認識している川口市の業態を整理する。肩の力を抜いて、各自が思っていることを率直に出して構わない。
・市長の思い、市の動向、IT推進会議での分析検討結果、マニフェスト等を参考にする。



(2)気づきのための頭の整理(ブレーンストーミング)
気づきのための頭の整理 カードを作成する前に、各自一つずつ自分(市役所や川口地域)の強みだと思うことを発表しました。
 「基盤整備が進んでいる。」、「交通の便がよい。」、「若い人が比較的多い。」等の意見が発表されました。



(3)カード記入による頭の整理
行動カード記入 次に、市役所内のS(強み)・W(弱み)、市内のS(強み)・W(弱み)、市内のO(機会)・T(脅威)、市外のO(機会)・T(脅威)それぞれについて、カード1枚に1つずつ、各自最低3枚ずつ(一人当たり合計24枚)カードを作成しました。
 40分という限られた時間の中で、皆さん黙々とカードを書いていました。



(4)記入済みカードの回収・仕分け・配布
記入済みカードの回収・仕分け・配布 職員が作成したカードを、テーブルごとにS・W・O・Tに仕分けした後、4つのテーブルをSテーブル、Wテーブル、・・・と決め、「SテーブルにはSのカード全て」といった要領で、1仕分けされたカードが、人の手持ち枚数が同じになるように配布されました。



(5)カード合わせ(カードの分類)
カード合わせ テーブルごとに「親」を決め、親が机上の模造紙に手持ちのカードを1枚貼り付け、親以外の方は親が貼り付けたカードと似た内容のカードを、親が貼り付けたカードの近くに貼り付けていきました。
 これを繰り返し、各テーブルに配られたカードが、模造紙上で次々に分類されていきました。



(6)分類結果(分類したカードの集まり)への「ラベル付け」
ラベル付け 分類したカードの集まりごとに、その集まりの内容を示す「一言」を考え、新たなカードにその「一言」を書き込み、ラベルとして貼り付けていきました。



(7)ラベル間の相互関係の分析
ラベル間の相互関係の分析 時間に余裕のあるテーブルは、ラベル間の相関関係(主従関係、相互関係、矛盾関係のいずれか)を分析し、矢印を書き込んでいきました。
 このようにして、最初「各自がそれぞれ思っている市役所や川口地域のSWOT」が、最後に「出席者の共通認識としてのSWOT」として、テーブルごとにまとめ上げられました。



○総務省より終わりの挨拶

総務省より終わりの挨拶 総務省村上事務官より、「本日はお忙しい中、お集まり頂きありがとうございました。事務局で整理した結果を皆様にもご提示させて頂きます。本日の成果を刷新化事業に活かせるよう、取り組んでいきたいと思います。」との挨拶があり、本日の分析作業が終了しました。




使った資料



成果物



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