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本サイトでは、DIGITAL POSITIVE ACTION参画団体・企業による、ネット・SNSを使うときの不安や疑問を解消するために役立つ各種教材を紹介しています。

教材マップ~まなびパレット~

2026年2月16日、ICTリテラシー向上に資する優れた教材を表彰する「DIGITAL POSITIVE ACTION AWARDS 2026」を初開催しました。

エントリー総数71件の中から「大賞」と「School賞」「Home賞」「Digital Use賞」「Safety賞」の部門賞を選出。

大賞は「CyberSafe AI: Dig Deeper (Minecraftで生成AIを責任を持って使用するためのスキルを身につけよう)」
(日本マイクロソフト株式会社)が受賞されました。

大賞・各部門賞ならびにノミネート教材の詳細は下記をご覧ください。

開催概要 OVERVIEW

受賞教材

大賞 (総合大賞)

「CyberSafe AI: Dig Deeper (Minecraftで生成AIを責任を持って使用するためのスキルを身につけよう)」(日本マイクロソフト㈱)

教材概要

プレイヤーがゲームベースの楽しい課題やシナリオを通じてAI 利用を疑似体験し、リスクと可能性、および、安全かつ責任ある利用のために取るべき行動を学べる教材。学校の資金調達イベントを舞台に、AIの出力を鵜呑みにせず、信頼できる情報源と照合する重要性など、現実のAI課題に即した学びを提供。「Minecraft Education」および「Bedrock版Minecraft」のマーケットプレイスにて無料で利用可能。

MINECRAFT EDUCATION CYBERSAFE AI: DIG DEEPER
受賞時の様子・
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School賞 (教育現場で活用したい、学生及び教職員向けに役立つ教材)

「SNSのアルゴリズムを体験しよう―アルゴリズムに「自分がなってみる」―」(スマートニュース㈱スマートニュース メディア研究所)

教材概要

児童生徒がアルゴリズムのように情報を取捨選択する体験を通じ、SNS 等で利用されるアルゴリズムについて理解を深め、自分の見たい情報ばかり見てしまいがちになるフィルターバブルのリスクや、物事を多角的にみる必要性についての気づきを促すことを目的とした授業の実践例。対象は小学5年生~大学生まで。授業で利用できる投稿選択サイトも提供。

ノートPCを触っている男性の写真
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受賞者インタビュー
受賞おめでとうございます。まず受賞された率直な感想をお聞かせください。

スマートニュース メディア研究所は、学校現場でのメディアリテラシー教育の研究や実践に力を入れており、「School賞」の受賞を光栄に思っております。

今回の受賞教材(取り組み)を開発するうえで、最も大切にされたポイントは何でしょうか?

SNSは便利ですし、使って楽しいことがたくさんあります。一方で、サービスのアルゴリズムによって、自分好みの情報がでてきがちであるといった課題があります。「フィルターバブル」といわれる現象です。この課題を口でいうのは簡単ですし、頭で「理解」することもできます。

ただ、本当の意味で理解をするためには、体験を通して実感することが必要です。そのために、実際に生徒たちにアルゴリズムの擬似体験をしてもらい、「自分事」としてとらえてもらう趣旨で作成しました。

自分自身でアルゴリズムになりきってみたり、他の生徒が並べた投稿(情報)からどんなアルゴリズムなのかを推理したり、楽しみながら体験できるようになっています。どちらも、生徒の皆さん自身が「体験」すること、そしてクラスメイトとの「対話」を通して、メディアリテラシーを育む内容となっています。

この教材は、どんな人に、どんな場面で役立ててほしいとお考えでしょうか?

小学校から大学まで、学校の授業で使っていただくことを想定しています。実際に、研究所のほうでも、この教材を使って小学校や大学、また大人向けに授業を実施しましたが、年齢に関係なく、「楽しみながら、アルゴリズムのデメリットについて気づくきっかけになった」という声が多かったです。小学校の生徒からは、「自分の手元にとどかない情報もある、ということに気づいた」という感想もありました。

御社が考えるICTリテラシー向上の重要性について、伺えますでしょうか?

私どもの研究所では、メディアリテラシーの向上をテーマに、研究や実践に取り組んでいます。メディアリテラシーの定義は論者によってさまざまではありますが、その重要な要素として、様々なメディアの特性の理解や、クリティカルシンキングのスキルなどがあります。メディアリテラシー教育の本質は、子どもたちが、どのような未知の状況でも、自ら情報を集め、評価し、主体的に判断できるような力をつけてもらう「子どものエンパワーメント」だと考えています。

知識を有する大人が知識のない子どもに対して、正しいトラブルの対処を教えるといった「保護主義」「正解主義」的な立場には立っていません。
ICT(情報通信技術)リテラシーとは、一般に、パソコン、スマートフォン、インターネットなどのデジタル機器やサービスを、目的に応じて適切に活用できる能力のことを指すと考えられます。メディアリテラシー教育の目標と重なっている部分もありますし、異なっている部分もあると思います。

生成AIの劇的な発展も含め、社会はどんどん未知の部分に発展していきます。学校生活を送る上でも、また社会に出たときにはさらに、「何が正解なのか」という判断が難しいケースも多いのではないでしょうか。そのときに、自ら、正確な情報を集め、情報を比較吟味し、主体的に判断していくことが重要になります。
学校現場では、ICTリテラシーに加え、メディアリテラシーを身につけるような教育が求められていると考えています。

最後に、この教材を使う方々や社会に向けてメッセージをお願いします。

この教材(授業実践例)は、スマートニュース メディア研究所のホームページから、どなたでも無料でダウンロードできます。

先生方にダウンロードいただき、授業の中で活用いただけたら嬉しいですが、もちろん学校だけでなく、ご家庭で活用いただくことも歓迎です。

情報をめぐる環境はどんどん複雑になっています。かつて新聞やテレビといったマスメディアが情報摂取の主役だった時代とは、メディアリテラシー教育のあり方も変わっていかねばなりません。SNSなどのプラットフォーマーを通じて、どのように(自分の)手元に届くのかといった「回路」の理解が重要になると思います。

この教材が、子どもたちにとって、上手にSNSとつきあうきっかけになれば、と願っています。

Home賞 (子どもと保護者向けに、家庭でのICTの使い方に役立つ教材)

「ニュース健診2024(Yahoo!ニュース・朝日新聞共同企画)」(LINEヤフー㈱)

教材概要

二ュースや情報を正しく理解し、デマや誤情報に対する適切な予防法をクイズ形式で学ぶことができるWEBコンテンツ。「読みとく力」「見分ける力」「発信する力」の3つのコースに分けたクイズを出題し、正解数に応じて3段階の診断結果を表示。診断結果に基づき、情報判断⼒のレベルや課題などを記事や動画で確認できる。

情報の生活習慣をチェック ニュース健診2024
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Digital Use賞 (スマホやPC等のデジタル機器・サービスの活用に資する教材)

「親子のスマホデビュー安心ガイド”はじめて”の不安は、ここで解消。」(ソフトバンク㈱)

教材概要

子どもたちが安心・安全にスマートフォンに触れられる社会の実現に向けて、通信教育講座「進研ゼミ」の全面監修で制作した、親子で楽しくスマホデビューについて学べるWEBコンテンツ。保護者向けの「スマホデビュー基礎知識」や、スマートフォンのルールを学べるアニメ、親子で確認できる「スマホデビュー12のお約束リスト」などを公開。

進研ゼミ x Softbank はじめての不安は、ここで解消。親子のスマホデビュー安心ガイド
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Safety賞 (情報空間等におけるリスクから利用者を守ることに資する教材)

「ほんとかな?が、あなたを守る。」(Google(YouTube))

教材概要

「ほんとかな?が、あなたを守る。」をテーマに、人気YouTube クリエイターの協力のもと、YouTubeが情報リテラシー向上を目的に展開したキャンペーン。各クリエイターがショート動画を制作し、それぞれのYouTube チャンネルで配信を実施。

ほんとかな?が、あなたを守る。
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当日の映像

アワード説明(山本 龍彦 DIGITAL POSITIVE ACTION会長/慶應義塾大学大学院法務研究科教授) 

総評・トークセッション

表彰式の後、総評含めたトークセッションを実施し、各々の考えや経験を共有しました。
登壇者:慶応義塾大学法科大学院教授/DPA会長 山本 龍彦氏、教育系クリエーター あきとんとん氏、Classroom Adventure CEO 今井 善太郎氏、俳優 影山 優佳氏

審査員

【一次審査】

  • 東京大学大学院情報学環

    准教授 澁谷 遊野 氏

  • 兵庫県立大学 環境人間学部

    教授 竹内 和雄 氏(※)

  • 東京大学大学院工学系研究科

    教授 鳥海 不二夫 氏(※)

  • 情報通信消費者ネットワーク

    代表 長田 三紀 氏(※)

  • 慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所

    准教授 水谷 瑛嗣郎 氏(※)

  • 一般社団法人全国国立大学附属学校PTA連合会

    会長 宮本 昌尚 氏

  • 信州大学学術研究院教育学系

    准教授 森下 孟 氏

  • 国際大学グローバル・コミュニケーション・センター

    准教授 山口 真一 氏(※)

  • 大阪私学教育情報化研究会

    早稲田大阪高等学校教諭 米田 謙三 氏

  • 一般社団法人ソーシャルメディア研究会

    (大学生代表メンバー)

  • 高校生ICTカンファレンス

    (高校生代表メンバー)(※)

【二次審査】

  • 教育系クリエイター

    あきとんとん 氏

  • 株式会社Classroom Adventure

    CEO 今井善太郎 氏

  • 慶應義塾大学法科大学院

    教授/DPA 会長 山本 龍彦 氏

  • (※)のマークが付いている一次審査員6名

選考プロセス

各部門ノミネート

School賞

School賞にノミネートされた事業者一覧
ノミネート教材 事業者名
SNSのアルゴリズムを体験しよう―アルゴリズムに「自分がなってみる」―
  • スマートニュース株式会社
  • スマートニュースメディア研究所
情報リテラシーカードゲーム「リテらっこ」 株式会社ラック
Be Internet Awesome Google
偽・誤情報のオリジナルボードゲーム『偽・誤情報に惑わされず トップクリエイターを目指せ!』 TikTok Japan/一般社団法人トラスト&セーフティ協会

Home賞

Digital Use賞

Digital Use賞にノミネートされた事業者一覧
ノミネート教材 事業者名
4コマ映像で「SDGs」を発信! ― 映像制作によるアクティブラーニング ―
  • スマートニュース株式会社
  • スマートニュースメディア研究所
親子のスマホデビュー安心ガイド "はじめて"の不安は、ここで解消。 ソフトバンク株式会社
CyberSafe AI: Dig Deeper (Minecraftで生成AIを責任を持って使用するためのスキルを身につけよう) 日本マイクロソフト株式会社
スマホ・ネット安全教室(入門編) 株式会社NTTドコモ

Safety賞