災害(さいがい)時にもスマートフォン・SNS(エスエヌエス)を活用しよう

地震(じしん)などの大きな災害が起きたときにも、スマートフォンやSNSを活用できます。

たとえば、SNSは家族の無事を確認したり、交通機関や避難(ひなん)場所の情報(じょうほう)を集めたりするために使えます。市町村などでもSNSを使ってさまざまな情報を発信しているので、自分の住む市町村などのアカウントをフォローしておきましょう。

災害用伝言ダイヤル(171)も便利です。大災害が起きたときに171にダイヤルして音声メッセージを録音したり、再生したりすることができます。携帯(けいたい)電話会社などが提供(ていきょう)している災害用伝言板サービスのアプリをダウンロードしておき、いざというときに使うのもおすすめです。

災害用伝言ダイヤル、伝言掲示(けいじ)板
図1:災害用伝言ダイヤル、伝言掲示(けいじ)板

災害時は、多くの人が一斉(いっせい)に電話をかけることでつながりにくくなる「輻輳(ふくそう)」という状態、つまり回線がパンクした状態になりやすいです。本当に必要な人も使えなくなくなってしまうので、電話はなるべく使わずデータ通信を使うようにしましょう。家族などの無事を確認するためには、SNSや災害用伝言板サービスを使うようにしましょう。

一度にみんなが電話をかけると、輻輳がおこってしまう
図2:一度にみんなが電話をかけると、輻輳がおこってしまう