インターネットを利用するためには、インターネットサービスプロバイダ(ISP)などをつうじて、パソコンなどの機器をインターネットに接続する必要があります。インターネットへの接続方法にはさまざまなものがあります。たくさんの人や会社などで使われている接続方法をしょうかいします。
インターネットサービスプロバイダから各家庭までを光ファイバーケーブルで接続する方法を、FTTH(エフティーティーエイチ)(Fiber To The Home:ファイバー トゥー ザ ホーム)といいます。銅線(どうせん)などで接続する方法と比(くら)べて、伝送速度(データを送るスピード)がとても速いので音楽や動画などもストレスなく楽しめます。
無線LAN(ラン)(Local Area Network:ローカル エリア ネットワーク)は、回線(ケーブル)を使わずに、無線を使ってインターネットなどに接続する方法です。無線LANだけではインターネットに接続できないので、光ファイバー回線などで接続されたネットワークを一度通ってからインターネットに接続します。
無線LANの中でもWi-Fi Alliance(ワイファイ アライアンス)という団体(だんたい)によって認証(にんしょう)されたものをWi-Fi(ワイファイ)といいます。駅や電車内、ホテル、ショッピングモールなどでも、無線LANが使えるところがあります。
携帯電話回線とは、携帯電話の電波を使った回線のことです。家の外からでも、スマートフォンなどの携帯電話や、タブレットなどは携帯電話回線を使ってインターネットに接続できます。
携帯電話から出た電波を、近くにある無線基地局(むせんきちきょく)が受信すると、回線(ケーブル)を伝わって通信できるようになります。
ケーブルテレビ(CATV:シーエーティービー)の回線(ケーブル)を使ってインターネットに接続する方法です。ケーブルテレビ会社がサービスを提供(ていきょう)していて、会社ごとにサービスの内容(ないよう)は違います。
以前は、ダイヤルアップやDSLといった、より伝送速度のおそい接続方法がおもに使われていました。しかし、だんだん使われなくなり、今は伝送速度が速い光ファイバー回線やケーブルテレビ回線が使われるようになっています。