「受け取るだけ」から「発信できる」へ

1995年頃(ごろ)から、日本でもインターネットが普及(ふきゅう)しました。企業(きぎょう)や個人(こじん)が作成したホームページを見る、電子メールを誰(だれ)かに送るなど、情報(じょうほう)の送り手と受け手は決まっており、情報やデータは一方向に送られるだけでした。この期間は、「Web(ウェブ)1.0」と呼(よ)ばれます。

2005年前後からブログやSNS、動画サイトなどが登場し、こうしたサービスの利用者からも情報発信をするようになり、情報やデータを双方向(そうほうこう)でやり取りすることが広まりました。その後、日本でもスマートフォンが急速に普及し、SNS、動画サイト、オンライン・ソーシャルゲーム等の利用がさらに増(ふ)えました。この時期は「Web2.0」と呼ばれます。

Web1.0とWeb2.0
図:Web1.0Web2.0