インターネットは魅力(みりょく)的です。SNS(エスエヌエス)やゲーム、動画など、楽しいものはいくらでもあります。
しかし、使っているうちにもっと使いたくてたまらなくなり、自分をコントロールできなくなることがあります。これが、ネット依存やネット中毒(ちゅうどく)といわれる状態(じょうたい)です。
ネット依存になると、インターネットを使う時間が増(ふ)えます。視力(しりょく)が落ちたり、肩(かた)がこったり、よくうつ状態となったりします。
だんだんと「インターネットがすべて」と思うようになり、他のことはどうでもよくなってきます。勉強をしなくなって成績(せいせき)が下がったり、昼と夜が逆転(ぎゃくてん)して学校や会社に行かなくなったり、友だちや家族と仲が悪くなったりする人もいます。
インターネットは便利ですが、上手に使わないと悪い影響(えいきょう)が出ることがあるので、一日に使う時間の長さを決めたり、夜は何時まで使うかを決めたりするといいでしょう。利用をコントロールできそうになければ、保護者(ほごしゃ)にも協力してもらいましょう。