増(ふ)えるシェアリング・エコノミー

シェアリング・エコノミーって何?

モノ・技術(ぎじゅつ)・空間・お金などを、インターネットプラットフォームを使って、人と人との間で貸(か)し借りや売り買い、交換(こうかん)することで生まれる経済(けいざい)の動きを、シェアリング・エコノミーといいます。

欲(ほ)しいものは買うのではなく、必要なときに借りればいいとか、ほかの人と共有すればいいという考えが広がっています。そのような人同士を引き合わせるサービスもたくさん生まれています。

たとえば、以下のような分野でサービスが生まれています。

  • 空間:住宅(じゅうたく)のあき部屋などを泊(と)まる場所として貸し出す民泊(みんぱく)サービスなどのホームシェア、駐車(ちゅうしゃ)場、会議室の共有。
  • もの:人と人との間で利用していないものを共有するサービス。フリマ、レンタルサービス。
  • 技術:家事代行、介護(かいご)、育児、知識(ちしき)、料理などの技術の共有。
  • お金:クラウドファンディングによる多数からの出資(しゅっし)。
スマートフォンのGPS(ジーピーエス)などのICTを活用すると住所などを伝える必要もなくなる
図:スマートフォンのGPS(ジーピーエス)などのICTを活用すると住所などを伝える必要もなくなる