海外ビッグテック企業(きぎょう)の台頭

海外ビッグテックの台頭

Google、Apple、Facebook(Meta)、Amazon、Microsoftといった大手IT企業は、世界の中でも売上や会社の価値(かち)が非常(ひじょう)に高いレベルにまで成長しています。こうした企業は「ビッグテック企業」と呼(よ)ばれています。

この成長の背景(はいけい)にはいくつかの理由があります。まず、サービスを使う人が増(ふ)えるほど、そのサービスの価値(かち)が高まるという特徴(とくちょう)があります。また、最初にサービスや仕組みを作るときには大きな費用がかかりますが、サービスを追加するときにはあまりお金がかからないのも特徴です。さらに、一度使(つか)い慣(な)れたサービスから別のサービスに乗りかえるのは難(むずか)しいため、利用者は長く同じサービスを使い続ける傾向(けいこう)があります。こうした特徴は、経済(けいざい)の仕組みでも重要なポイントとされています。

ビッグテック企業
図1:ビッグテック企業

インフラに進出する海外のビッグテック企業

これらの大手IT企業は、アプリやサービスの提供(ていきょう)から始まり、成長してきましたが、近年は社会の基盤(きばん)となる「インフラ」にも進出しています。現在(げんざい)では、クラウドサービスやデータセンター、通信設備(せいび)、さらに電力の分野にまで影響(えいきょう)力を強めていて、生成AIの分野でも主導的(しゅどうてき)な立場にあります。

ビッグテック企業は、世界の国際(こくさい)通信のほとんどを支(ささ)える海底ケーブルの建設(けんせつ)にも関わっています。これは、通信をより効率的(こうりつてき)にし、コストを減(へ)らし、自社のサービスの品質(ひんしつ)を高めるためです。

また、電力はAIを動かすために欠かせないものです。特に生成AIの利用が広がることで、電力の必要量はさらに増えると考えられているため、一部の企業は、安定して電力を確保(かくほ)するために発電所と契約(けいやく)したり、投資(とうし)を行ったりしています。

ビッグテック企業のインフラへの進出
図2:ビッグテック企業のインフラへの進出