テレワークで自由な時間・場所で仕事ができる

テレワークとは、時間や場所にとらわれず働ける働き方のことです。ワーク・ライフ・バランスを向上させたり(仕事と生活の調和)、通勤(つうきん)による疲(つか)れを減(へ)らしたり、地方でも多くの仕事につけるようにしたりできるという効果(こうか)があります。

テレワークにはさまざまな形があります。まず、会社に雇(やと)われている労働者による「雇用(こよう)型テレワーク」、個人事業主による「自営型テレワーク」に分かれます。また、雇用型テレワークは働く場所により、「在宅勤務(ざいたくきんむ)」、「モバイルワーク」、「サテライトオフィス勤務」の3種類に分けられます。

会社にとっても、社員の生産性(せいさんせい)を上げたり、災害(さいがい)時や病気がはやったときでも事業を続けられたり、社員が仕事をやめずに続けられるといった期待があります。

社会全体にとっては、子育てや介護(かいご)などを理由として仕事をやめざるをえない人を減らしたり、高齢(こうれい)者や障害(しょうがい)者などが仕事につく機会を増(ふ)やしたりなど、働き手を確保(かくほ)できると期待されています。

会社に行かなくても仕事ができるテレワーク
図:会社に行かなくても仕事ができるテレワーク