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2023.07.31
来場者向け宿泊受付を開始しました。
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2023.07.07
IGF京都2023の参加登録を開始しました。
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2023.07.07
ホームページを公開いたしました。
会場へお越しいただく方へ
- 参加登録の際に使用した政府発行の写真付き身分証(パスポート、運転免許証等、マイナンバーカード)を必ず持参するようにしてください。忘れた場合は入場できない可能性があります。
- 受付で受け取ったIDバッチは必ず見える位置に携帯する様にしてください。
- 急病人などトラブルを見つけた際は119番通報をせず、まずは近くのスタッフにお知らせください。
IGF京都2023について
IGF(インターネット・ガバナンス・フォーラム)は、インターネットに関するあらゆる課題について、国連主催のもと、多様な関係者が対等な立場で対話を行うインターネット政策の分野で最も重要な会議の1つです。2006年の第1回会合以降毎年開催されており、第18回目となる本会合が京都で開催されます。今回の会合では、“Internet We Want – Empowering All People -”(私たちの望むインターネット-あらゆる人を後押しするためのインターネット-)という全体テーマのもと、多様なステークホルダーが主催する約300のセッションが開催され、あらゆるインターネットの諸課題について議論を実施します。
総務大臣メッセージ

インターネットの普及に伴い、我々の生活のあらゆる側面で、物事が根幹から変わるデジタルトランスフォーメーションが起きています。生成AIをはじめとする最先端技術の恩恵が、スマートフォンを通じてあらゆる個人に及んでいます。情報通信インフラを通じて、言語を超えて膨大なデータが流通・処理され、人類はインターネットという基盤の上に、可能性が大きく広がる新たなステージに立っています。そのような状況の中で、インターネットに関わる様々なステークホルダーが一堂に会し、インターネットの諸課題について議論するインターネット・ガバナンス・フォーラム(IGF)京都2023を日本で開催できることを喜ばしく思います。
今回のIGFは“Internet We Want – Empowering All People -”(私たちの望むインターネット-あらゆる人を後押しするためのインターネット-)を全体テーマとして開催されます。まさに、全人類の未来にとってのインターネット、誰一人取り残さない、自由で開かれたインターネットの発展に向けて、世界からお集まりいただいた皆様による活発なご議論が、より良い未来につながることを確信しております。
今や全てのサービスや技術がインターネットと関係していると言っても過言ではありません。多大な恩恵とともに、未知のリスクや有害なコンテンツなど、負の側面があることもまた事実です。そのような、インターネットに関するあらゆる課題を議論すべく、今回のIGFでは、以下の8つのサブテーマが掲げられています。
- ① AI・先端技術
- ② インターネットの分断回避
- ③ サイバーセキュリティ、サイバー犯罪、オンラインの安全性
- ④ データガバナンス・トラスト
- ⑤ デジタルデバイド・包摂性
- ⑥ グローバルデジタルガバナンス・協力
- ⑦ 人権及び自由
- ⑧ 持続可能性・環境
生成AIなどの先端技術、自由でオープンかつ包摂的なインターネットの維持と発展とともに、サイバー犯罪や有害コンテンツによる問題からも目を背けることなく、そして自由や人権、持続可能性や環境など普遍的な課題や価値観も含めた、目の前にある様々な課題について、有意義な議論が世界に向けて発信されることを期待しています。
開催都市である京都は、豊かな歴史と文化が息づく街です。世界の技術と未来に関するIGF京都2023が、この歴史ある京都で開催されることは、我々人類の歩んできた過去、現在、そしてこれから作られる未来を考える上で、大変に意義深いことであると感じています。参加者の皆様には、ご議論の傍ら、是非、少し足を伸ばして、京都の歴史と文化、そして食を存分にお楽しみいただければ幸いです。
総務省は、IGF京都2023の成功に向け、尽力して参ります。皆様におかれましては、ぜひIGF京都2023にご参加いただけましたら幸いです。会場で皆様とお会いできますことを心より楽しみにしております。皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
令和5年9月 総務大臣 鈴木 淳司