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「IT時代の接続ルールに関する研究会」(第3回)議事要旨



1 日時
  平成14年4月4日(木) 10時00分〜12時00分
2 場所
  総務省9階901会議室
3 出席者
 (1) 構成員(五十音順、敬称略)
尾畑裕、酒井善則、佐藤治正、瀬崎薫、長谷部恭男
 (2) 総務省: 鈴木電気通信事業部長、田中料金サービス課課長補佐、飯倉料金サー ビス課課長補佐
 (3) 事業者: NTT東(佐々木、祖父江)、NTT西(伊東、上田)、JT(櫻井、 吉野)、C&W(原田)、EA(庄司、大橋)、KDDI(藤野、大川)、 BBT(宮本、余越)

(各社より提出資料に基づき説明後、質疑・応答。概要以下のとおり。)


OSS(総論)
 ○  今日提案頂いたOSSの項目については、できる限り対応していく方向でそれぞれについて可否を検討の上、別途ご報告したい。
 NTT東西のOSSはどのようなものがあるのか、少なくとも事務局に対してはすべて明らかにする必要がある。
 研究会の場に全てのOSSを提示することは競争上不可能であるので、事務局と相談の上、報告したい。


名義人関係
 ○  DSL申込みの際の名義人確認は必要か。省略しても問題ないのではないか。
 アンケートによれば、誰が名義人なのか、承継が必要なのか、といったことを知らない人も多数いる。
 名義人を省略する場合には、NTT東西とDSL契約申込者との間の新たな債権債務関係が発生することとなるため、DSL契約者の本人性確認が必要となってくる。これは現在の方法よりも負担が大きいものであるおそれがある。
 BBTに質問したい。DSL申込みに際し新たな契約を結ぶ場合、名義人と当該新契約者との間で問題が発生した場合の法的責任の負担について、どのように担保するのか。
 裁判になった場合には、BBTが全面的責任を負うつもりである。


光ファイバ関連
 ○  ファイバの開放について、NTT東西の営業と同等性を確保するために、一定の制限があっても構わないので、ファイバの状況にアクセスする環境を整えて欲しい。その場合、紙ベースの資料を見るという"ローテク"のOSSでも構わないので、早急に対応して欲しい。
 改善に取り組みたい。


今後の検討
 ○  OSSの開放項目については、競争上開放すべきもの、競争上開放に適さないものを整理し、費用及び実現に係る期間について、検討していく。
 名義人については、事務局において論点を整理すること。

以上



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