第5回接続の円滑化に関する特別部会公表資料(技術小委員会における主な論点)
技術小委員会における主な論点
1 技術的条件の約款化
(1)約款化が必要
・公平性、透明性の確保
・条件の明確化
・事前検討の容易性
(2)更新・追加の手続
・技術進歩、機能・サービスの追加に迅速に対応
・定期的な見直し
・他事業者の意見の反映
2 約款化で定める技術的条件
・約款において規定すべき技術的条件の事項・規定方法
3 アンバンドル化
(1)アンバンドル化が必要
・接続事業者がサービス提供上必要とする機能、設備を取捨選択できる
よう細分化
(2)アンバンドル化の方法
・サービス毎
例:電話サービス、ISDNサービス、専用サービス、OCN 等
・網構成設備毎
例:市外交換機接続、市内交換機接続、加入者回線接続信号網接続 等
・機能毎
例:基本電話接続機能、課金機能、認証機能、番号翻訳機能 等
4 技術的条件と標準の関係
(1)該当する標準・勧告が有る場合には、標準・勧告に基づくことを原則
(2)標準化されていない事項の約款化
・既存の網内インタフェースの約款化
・最新の技術の導入
5 番号ポータビリティの実現方式
(1)実現方式
・着信転送方式
・リルーチング方式
・IN方式
(2)実現方式の選定
・どの方式で実現すべきかは運用面、費用負担方法等を含め、総合的な
検討が必要
6 その他