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審査員による受賞作品への講評

審査員プロフィール(敬称略)

石戸奈々子 石戸奈々子 慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科助教、
総務省地域情報化アドバイザー、有限責任中間法人モバイルコンテンツ
審査・運用監視機構 (EMA)理事、NPO法人CANVAS副理事長
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季里 季里株式会社七音社(ななおんしゃ)取締役、ビジュアルプロデューサー、筑波大学客員教授、NPO法人CANVASフェロー。
美術を専攻していた大阪教育大学生時代、コンピュータをつかった表現に可能性を感じ、大阪大学の工学部研究生となりCGを学ぶ。ゲーム「パラッパラッパー」シリーズのグラフィックス、「ビブリボン」シリーズのキャラクター&グラフィックス、「ひとりでできるもん!」「ひらけ!ポンキッキ」「音楽ファンタジー夢」「みんなの歌」他、子供番組等へのキャラクターやアニメーション作品の提供、「たまごっちのプチプチおみせっち」シリーズの構成・シナリオ、子供向けワークショップの企画・講師など活動は多岐にわたる。
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表紙絵 受賞作品への講評    コラム 受賞作品への講評

表紙絵 受賞作品への講評

表紙絵 評者:季里

最優秀賞掲載イメージ
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最優秀賞 「情報通信を通して世界中の人々が民族国境の壁を超えて仲良くなれる」高校2年生のそんな思いを描いた作品が最優秀賞に選ばれました。詳細に描きこまれ可愛らしくキャラクター化された人たちは地球の上でとても楽しそうです。情報通信の理想の未来が明解に素敵に描かれています。
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優秀賞掲載イメージ
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優秀賞 田んぼ作業の合間に都会の子や孫達とテレビ電話で会話する。いつでもどこでもだれでも。10年前には想像できなかった夢が情報通信技術の進歩によって実現しました。水田を望む広がりのある構図、遠くに住む家族とのあたたかなつながり。大きな笑い声が聞こえてきそうな、しあわせな作品です。
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佳作掲載イメージ
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佳作 これまで沢山のイラストレータに描かれてきた未来の象徴―ビル・衛星・地球―を遠くに据え、手前には奥からつながっている人々が笑顔でテーブルを囲んでいます。私たちの未来は、私たちが思い描いていたような未来になるのでしょうか。情報通信技術の未来にはこんな笑顔が必要です。
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佳作掲載イメージ
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佳作 すっきりとした画面の中に、手と手・PC・携帯・地球、全てのモチーフが一本の線でグラフィカルに描かれています。デジタルイメージのようですが、線には手書きの温もりがあり、構図は平面的なのに奥行きと広がりが感じられます。作者が感じた情報通信の「つながり」は、単に機器同士のケーブル的「つながり」だけではなく、人と人との温かさや深みのある「つながり」をイメージしているのでしょう。
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佳作掲載イメージ
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佳作 小学生が感じた「ITで世界はつながる」イメージです。中心に大きく描かれたパソコンには羽根がはえ、人と人、地球,宇宙へと飛んでいってつながろうとしています。このパソコンの前に向い、作者はどんな世界を見て・感じているのでしょうか。そして作者が大人になるころには、この世界観はどんな風に変化していくのでしょうか。10年後が楽しみです。
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佳作掲載イメージ
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佳作 携帯もPCも、だれかとつながることはとっても危険。そんな大人達の心配を吹き飛ばすような、明るく楽しい中学生の作品です。メールや電話で元気づけられたり勇気づけられたり。友達とのつながりが人間として成長させてくれるのです。 ごめんね、ありがとう:-)、がんばって!、うれしい?、こまった?*~*、だいじょうぶだよ! 今日も沢山の言葉がやりとりされているのでしょう。
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コラム 受賞作品への講評

コラム(一般の部)評者:石戸奈々子

パソコン恐怖症からの脱出
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「パソコン恐怖症からの脱出」苦手なパソコンに向かう恐れと頑張りが痛いほどに伝わってきました。それでも元上司の方に励まされて、あきらめずに努力を続け、パソコンを使いこなせるようになって新しい世界が広がったというエピソードには、感動しました。
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窓を開ければ……
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「窓を開ければ……」 インターネットのことは知っていても、なぜか頑なに拒否をしていた筆者が、高校の同期会に出席したことをきっかけにインターネットに接続し、まさに世界に向けて窓を開きました。友情の力がきっかけとなったのでしょうか。同期会のサイトで自分の情報を発信できるようになりたいという願いを、ぜひ実現して頂きたいです。
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絵文字リテラシー
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「絵文字リテラシー」 高校生になって携帯と絵文字を使いこなせるようになり、表情と口調だけでは喜怒哀楽を伝えるのは難しいのではないかという悩みが解決したというエピソードに、新しいコミュニケーションの可能性を感じました。女子高校生が先導する絵文字文化が、わかりやすくリアルに伝わってきました。
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ICT家族
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「ICT家族」 お父様と娘さんが、地デジ対応テレビでクイズ番組に参加して楽しんでいる場面から始まるこのコラムを読み進めると、実は、二人は京都と東京という離れた地デジを介して家族コミュニケーションをとっているという事実に驚かされます。地デジ対応テレビを見る娘さん、携帯ワンセグを見ながら、パソコンでネット検索をし、答えを電子メールで送るお父様。まさにICTをフル活用して、家族の絆が結ばれているというエピソードに未来を見ました。
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コラム(小・中学生の部)評者:石戸奈々子

母と友達からの応援メール
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「母と友達からの応援メール」 けがをしたときに支えとなったお母様からのメール、「自分を信じて…」という試合前の先輩からの応援メール。1通のメールが、人の心を暖かくし、力を与えてくれるのだ、と改めてしみじみと感じました。そして、「努力を積み重ねればきっと結果はついてくる」という筆者から私たちみんなへの応援メール。心に響きました。
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僕とICTの交際方法
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「僕とICTの交際方法」 ICTを一つの手段として、常に前向きに、興味のあることに情熱を傾け、努力し続けることをあきらめなかったことに、心からの賛辞を送りたいと思います。ブログ活動を通じて感じた「誇らしい気持ち」と「感謝の気持ち」をいつまでも忘れずに、中学校でも新しいことにたくさんチャレンジして下さい!
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問合せ先:総務省情報通信国際戦略局 情報通信経済室
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