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u-Japan実現のためには様々な研究開発を行う必要があり、その全体像については別途、情報通信審議会の研究開発戦略委員会で議論されている。その中でも、本会議では特に将来を見通したチャレンジングな研究テーマについて、これらの研究開発を国の政策として進めていく必要性を整理したい。 |
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テラヘルツがナノデバイスの状態を調べるなどセンシング技術として大きな可能性を持っている、といった観点から融合テーマを設定する仕方もあるのではないか。 |
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「研究開発体制の現状がどうあって、その背後の総合推進方策とそれぞれがどう関わっていくのか」というリンクが大事。 |
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オープンラボラトリーでは、それを運営するマネージャやテクニシャンが多数必要。また、若い人をどう育成し、シニアの能力をどう生かすかが日本の課題。 |
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「産学官連携による一体的な推進体制の確立」は以前から言われ続けているが、それを検討課題に基づいて、より具体化していく必要がある。 |
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研究者のネットワークをどう作るか、また、ビジネスサイド、ユーザサイドが一つに集まるサークルをどう作るかということが産学官連携の課題。フォトニックやテラヘルツについては、フォーラムがあるが、それ以外はまだ無い。4つの技術を横通しにしたような体制も十分出来ていない。サークルをどうやって作っていったらよいのかを、報告書に書いていきたい。 |
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米国ではDARPAが中心となり、軍関係のアプリを想定してファンディングされている。これは、マーケットがあるということ。技術が出来て、市場にプレテストするスタータの部分を軍が担っている。マーケットの火付け役のようなものが政策的にあるとよい。 |
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日本の場合、別のマーケットを考える必要があるが、政府全体の財政圧縮の中では、官公需拡大とはならない。国は民間のマーケットをプロモートするというのも当然あるが、これからの少子高齢時代に向け、抜本的なシステム整備も必要であり、マーケットを喚起しようとするのがu-Japanのねらい。他の国がやっていないことを日本が先駆けて、国内に新しいマーケットを作り、それを世界に拡大していければ、我が国としても国際的に貢献できる。 |
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テラヘルツのところでイメージングの話が出てきているが、医療とか環境とか、ICTにおいて大事な部分。人間の必要としていることを意識しながら、そういう視点を持って各WGでどういった応用があるかを盛り込めたらと思う。 |
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医療や環境などはICTの活用により発展が見込まれる潜在的なマーケット。e-Japanでも医療は重点7分野の一つとして取り組んでいるが、計画自体は概ねうまくいっているものの、まだそれほど進んでいない。技術的な問題より制度的な問題の方が大きいので、関係省庁の協力も得ながら解決していきたい。情報通信を使った世界のイメージを描く必要があり、その実現に向け、ここで提案された技術がどれだけのポテンシャルを持って、何ができるのかといった部分を本会議で明確にしていただければ、と期待している。 |