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デジタル資産活用戦略会議(第4回会合)
議事要旨

  日時
平成161027日(水)1030分〜1200

  場所
総務省7階 会議室

  参加者
別添のとおり

  議事
  (1 ) 開会
  (2 ) 総務省松井総務審議官挨拶
  (3 ) 配布資料確認
  (4 ) 資料の説明
1)文化遺産ワーキンググループ報告
  高島構成員から、文化遺産ワーキンググループの概要及び検討内容について報告。
2)文化遺産アーカイブ実証実験概要
  奈良コンテンツ流通促進室長から、平成16年度の総務省文化遺産アーカイブ実証実験の概要について報告。
3)ウェブ情報利活用ワーキンググループ報告
  田中構成員から、ウェブ情報利活用ワーキンググループの概要及び検討内容について報告。
4)ウェブ情報アーカイブ実証実験概要
  奈良コンテンツ流通促進室長から、平成16年度の総務省ウェブ情報アーカイブ実証実験の概要について報告。
5)文化庁における取組状況について
  木村文化財情報活用計画専門官から、文化庁における文化遺産オンライン関連の平成17年度概算要求及び、平成16年度の取組状況について説明。
6)総務省平成17年度概算要求について
  奈良コンテンツ室長から、総務省におけるコンテンツ関連の平成17年度概算要求について説明。
  (5 ) 意見交換
  会合の場で出された主な意見は次のとおり。
小規模館にとって、メタデータ付与が負担になるのでは。
閲覧用ビューアに関しては、汎用性の高いものを利用して頂きたい。
メタデータの汎用性は重要だと考える。今回は、既にあるメタデータを取り込みながら実施するのか、0から作成するのかどちらでしょうか。
既にあるメタデータ体系を取り込みながら実施する。
当方の別施策において、放送番組に関するメタデータ体系を検討しており、これらと相互に連携するメタデータ体系を考えている。
文化遺産ワーキンググループでは、国際標準や、J/Metaに準拠したメタデータ体系を作ろうとして取り組んでいるところ。
実ビジネス上では、デジタル画像のサムネイルはフリー扱いが多い。フランスでは、文化遺産のデジタル画像を二次利用するのは法人である。
漫画の電子書籍化に際しては、漫画家の権利意識は非常に高いので、使い勝手が多少悪くてもDRMの強いビューアを利用している。

  (6 ) 閉会
  次回会合は、実証実験の進捗等を勘案しつつ検討し別途連絡させていただくこととされた。





(別添)

デジタル資産活用戦略会議・第4回会合出席者

(1)  構成員(五十音順・敬称略)
  青山    剛    株式会社内田洋行取締役文化施設事業部事業部長
    (代理出席 平山株式会社内田洋行文化施設事業部副事業部長プロジェクト推進部長)
  安達    淳   国立情報学研究所情報学資源研究センター長
  岩佐  次夫   松下電器産業株式会社パナソニックシステムソリューションズ社首都圏本部本部長
    (代理出席 溝口首都圏本部地域情報システムグループマネージャー)
  岩浪  剛太    株式会社インフォシティ代表取締役社長
  植月  献二   国立国会図書館総務部企画・協力課電子情報企画室長
  梶原    拓   岐阜県知事
     (代理出席 近藤岐阜県新産業労働局映像産業推進チームリーダー)
  加藤  恒夫    大日本印刷株式会社ICC本部長
  小林    実   財団法人地域活性化センター理事長
     (代理出席 小川財団法人地域活性化センター事務局長)
  清水  宏一    京都市観光政策監
  末松  安晴   国立情報学研究所長
  鈴木  雄介   日本電子出版協会副会長(株式会社イーブックイニシアティブジャパン代表取締役社長)
  関本  好則   日本放送協会マルチメディア局長
     (代理出席 城田日本放送協会マルチメディア局次長)
  高木  誠一    東日本電信電話株式会社ビジネスユーザ事業推進本部ブロードバンドビジネス開発部長
  高島  秀之   文教大学情報学部教授
  高橋  利紀   富士通株式会社常務理事
  竹内    誠   東京都江戸東京博物館館長
     ( 代理出席 小澤東京都江戸東京博物館都市歴史研究室長)
  田中  克己    京都大学大学院情報学研究科教授
  中島    均   三菱電機株式会社リビング・デジタルメディア事業本部映像情報事業部長
   (代理出席 辻山三菱電機株式会社デジタルメディア事業部専任)
  野ア    弘    独立行政法人国立博物館理事長
  東田  収司   凸版印刷株式会社専務取締役
     ( 代理出席 小川凸版印刷株式会社情報ビジネス開発本部研究開発部長)
  宮部  博史    日本電信電話株式会社サイバーコミュニケーション総合研究所長
     ( 代理出席 仲西日本電信電話株式会社サイバーコミュニケーション総合研究所ヒューマンインタラクションプロジェクト主幹研究員)

(2)  事務局側
松井    浩     総務審議官
鈴木  康雄 政策統括官(情報通信担当)
武田  博之 情報通信政策局情報通信政策課長
奈良  俊哉 情報通信政策局コンテンツ流通促進室長
木村  哲規 文化庁文化財部伝統文化課文化財情報活用計画専門官



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