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事務局より、資料３－１に沿って説明があった。主な質疑は以下のとおり。
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：インターネットのＷＤＭ（Wavelength Division Multiplexing:波長多重化）装置による多重化はケースバイケースであり、都市部における回線においては、あまり多重化はせず、都市間をつなぐ回線においては、ＷＤＭで多重化し伝送しているケースが多いと思う。 |
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：トラヒックの全体のトレンドを一事業者が把握するのは困難。ブロードバンド化でトラヒックが急増し、さまざまなアプリケーションが普及してくるとますますトラヒックの把握はますます困難になる。今後は公正な方法で定期的にトラヒックを観測するということを報告書に記述して頂きたいと思う。 |
| ○ |
：一部なりともトラヒック把握を試みたのは、今回の報告書が初めてであり、事務局としては、トラヒックを定期的に計測することは大変に有用と思う。経年でデータを収集・公表することが出来れば、より精緻な形でトラヒックの将来予想も可能になるのではないかと思う。ＩＳＰが出しにくいデータの集積には、行政を活用して頂ければ幸い。 |
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：トラヒックの現状把握は、災害時等におけるトラヒックの挙動がどうなるのかを解明するための重要な一要素でもある。今後、ブロードバンド化の進展により映像の配信など大容量コンテンツの配信が伸びてくると思う。今後はそれを半年又は１年という割合で観測・公表していただくとありがたい。これを継続的に行うとなると誰がそれを担うのかという話になる。 |
| ○ |
：トラヒックデータの収集に当たっては、国がどのように行うのかきちんとした趣旨や理由があったほうがいい。トランジット販売は顧客情報に関わるので、出しにくい面もあるが、定義をはっきりさせてトラヒックデータの収集を行って頂ければ、トラヒック全体の把握に役立つ。当社としてもできるだけ協力したいと考えている。 |
| ○ |
：トラヒックの収集の目的にもよるが、事業者のコンセンサスとリーダーシップが必要。官の力をうまく使い民がイニシアティブをとる形で進めることが望ましい。また、グローバルな観点からのトラヒック把握も国際的に重要。どの組織、グループで継続的にデータを取るか、事業者のコンセンサスが必要だろう。 |
| ○ |
：トラヒックデータがあれば国もあまり心配しなくても済むかもしれない。こうしたデータが日本のインターネットの発展の基礎になればいいと思う。今後データの収集を行うに当たっては、データの収集方法・場所など検討すべき事項もある。トラヒックデータの収集の記述については、もっと記述を積極的にすべきである。幸いにして、今回の報告書は第１次報告書という位置付けであり、検討はまだ続く。第２次報告書などに向け、ＷＧで検討することが考えられる。 |
| ○ |
：データを取得方法、必要な技術などポリシーと技術の問題があると思う。 |
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：本日の議論を踏まえ報告書に記述を追加してほしい。 |
